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156車検
2009-02-27 Fri 21:31
今年は156が4回目の車検を迎える年です。今年に入ってすぐにディーラーから連絡があり、入庫させる日取りを打ち合わせしましたが、先の長崎旅行が入ったので土壇場になって変更し、2月11日に入庫させてきました。
さて、毎回、点検のためにわざわざ隣の県にあるアレーゼへ持ち込むのに疑問を感じる方もおられると思われますが、僕にとっては極めて当り前のことなのです。第一の理由は、大分でAlfa Romeo専門のショップがないこと。そればかりか輸入車を数多く扱う業者は極めて少ないことが上げられます。東京や大阪などの都市圏ならいざ知らず、大分のような片田舎ではノウハウを蓄積するほどラテン系のクルマが流通していないので安心して任せられる、という状況ではありません。
第二に僕の156はこのディーラーで前オーナーが購入し、その後もメンテナンスをずっと任せられていたことがあります。パーツ交換の記録はメンテナンスノートには何時、何キロの時点で交換されたか記載されていますが、その前後の事情までは記載されていません。その点、担当の横尾氏はその辺の事情を事細かに記憶されており、全幅の信頼を置いている理由のひとつなのです。まさに新車の生まれたばかりから面倒を診て貰っている「掛かり付け医」と言えるのかも知れません。

トコロで164OCには幾つかの掟があるのですが、そのひとつに「メンテナンス記録は全て保管しておくべし、ただし決して費用を合計してはならない」というものがあります。先に断って置かなくてはならないのですが、入会する以前からこの「掟」を守っていません。今回も下世話なお金の話をするのですがこれには理由があります。まぁメンテナンス費用の合計を付き付けられると平然としていられる金額ではないからなのですが(笑)、156に関しては「日本における最大のAlfa Romeo中古車マーケット」ということを踏まえるとメンテナンス費用やインターバルを明かしておくのはオーナーや今からオーナーになろうとする方々の最大関心事であり、そのためにも明細付きのレポートであることが必要だと思っています。僕なりの社会還元ですので、もし興味がありお急ぎでなければ前回の2年点検タイミングベルト交換も合わせてお読み下さいますと幸いです。

さて新時代のAlfa Romeoと言われた156の場合どうなってしまうのでしょうか。
まずは明細を見て頂くのが早いと思います。

list1.jpg

fog light

reservation tank

Rack boots

clutch cylinder

list2.jpg

それでは各項目について解説していきたいと思います。
まずは24ヶ月点検ですが前半は通常の点検一式費用なので割愛します。LLCとブレーキフリュードは最初からお願いしていたものです。オイル交換は量販店の方が安いのですが、V6モデルのフィルター交換はいつも量販店泣かせで心苦しく思っていましたので、今回はディーラーで行っていただきました。
マフラーのUボルトは1年点検の際、マフラーのステーを折れていたので溶接していただいたのですが、どうやらUボルトにもヤレが出ていたらしく、ステーで逃げていた力がボルトに掛かるようになり損傷してしまったようです。これはマフラーに限らず、他の場所でも良く見られ、一箇所を修理すると関連した部分の傷みかけた箇所に負荷が掛かって壊れ、悪循環を繰り返す現象です。これは前回のステー溶接の時に同時に交換しなかったのが反省点です。
フォグランプは車検直前に気が付いたので交換して持ち込む時間がありませんでした。
ラジエターリザーブタンクの交換に関してはクラックや割れではなく、樹脂が白化現象で液量が見難くなっていたため。しかし放置すればクラックが入り、圧が高い場合はLLCを吹き上げる原因になります。このリザーブタンクに関しては156に限った事ではなくAlfa Romeoの弱点のようです。もうひとつ冷却系の弱点といえばラジエター本体ですが僕の156では74,517kmで交換しています。
そして問題のクラッチペダル踏力ですが、部品も仕様も変更はないということでPh1からPh4までMTの仕様は全く同じだった、ということでした。また僕の156はクラッチペダルに引っ掛かるような抵抗があって気になっていたので、クラッチ廻りの点検をお願いしました。
原因はクラッチレリーズシリンダーで、156では概ね70,000kmで交換とされている部分です。ここも156の弱点ではあるのですが、何故か簡単に見える位置にはなく確認し難い部分です。今回点検して頂いたトコロ、オイル漏れが発生しており交換となりました。
僕の156ではレリーズシリンダーは今回が2回目の交換で前回は67,988km、今回は112,833kmでの交換。前回の交換からおよそ45,000kmで交換したことになります。インターバルは70,000kmですが、使用条件次第で変化するので目安です。特に頻繁なゴーアンドストップを繰り返す場面では極力ニュートラルに入れてクラッチペダルを踏んだままにしない事をお勧めします。
ステアリングラックブーツは欧州車全般でよく切れる部分で、ここは国産車の品質が優れているだけに疑問に思われるかも知れません。パワステポンプも日本の道路事情では容量が十分ではありませんから、負担のかかる据え切りは絶対的に避けるべきです。

front lower arm

front upper arm

stabilizer link rod

Rear lower arm

事前にわかっていたことですが、ディーラーに在庫していたノーマルの足回りが処分されてしまったので、懸念の車高調OHは期間中の代替足回りがなかったのですが、車検の問題よりフィーリングの問題でしたので、解決策を講じた後にOHでもよい程度に考えていました。しかし足回りに関しては先にアームのブッシュ類が寿命ということでこちらの交換が先になりました。ご存知とは思われますが、156はアームブッシュ単体のパーツ供給がありません。勿論、古いブッシュを抜いてこのようなアフター品に交換する手法もあるのですが、ココの製品はイマイチ手を出しかねています。これも将来的には試そうとは考えています。
さて交換したパーツはご覧の通りですが、フロントのロア&アッパーアームは2月に品番が変更され、e-PERインターネット版でも旧品番のままでまだ更新されていません。

旧品番はロアアーム60686892/60686891
    アッパーアーム60657245

同時に価格改定も行われ、以前はロアアームが45,000円でしたが26,040円に値下がりしました。これは正直助かりました。以前はロアアーム交換だけで100,000円を超えていましたから。
しかし値下がりしたパーツより値上がりしたパーツの方がはるかに多いので、新価格は問い合わせて見積りした方が良いと思います。
当初はリアのスタビライザーリンクロッドも交換リストに入っていたのですが、まだヒビが入っているだけの状態ということでしたので次回の点検で交換することにしました。

今回の車検は11日に持ち込んで22日に受け取るというスケジュールでした。ディーラーには10日以上預けた事になりますが、メニューを考えると当然だと思います。どこかのメーカーが「お茶をしている間に終わる」などとフザケタ車検キャンペーンをしていたことを思い出したのですが、整備の目的を考えると全くナンセンスだと思います。部品発注から到着までだけで3日ほど。そして休日を鋏むコトを考慮すればそう法外に長いとは言えませんし、やっていることは足回り総バラシの内容です。
そういうスケジュールでしたので代車を出していただいたのですが、前回は155を出してくれるということでしたので、今回もFIAT系の下取り車辺りかと思っていました。
「トコロで代車なんですが、あのGTですか?」(笑)
「いえ、あちらのGTでお願いします」
「あの~、pochetteて書いてありますけど・・・」(;゚Д゚)
「すみませ~ん、全部出払ってしまってコレしか残ってないんですよ」

09shaken01.jpg

あの~、お願いだから輸入車を代車にしてください。ウインカーとワイパー間違えますから(苦笑)

今回も内容が内容なだけに金額もそれなりです。
繰り返しになりますが、この金額が重いか軽いかは人それぞれに異なると思います。信頼性が向上した近年のAlfa Romeoとはいっても、欧州車特有の消耗品の多さは健在ですし、走行距離や年数がある程度経過した個体では重要保安部品の交換期に差し掛かっていることもあるでしょう。以前に乗っていたVR-4も16年を経過して寿命を終えましたが、ディーラーメカ曰く「10年を超えると毎年通常の維持費+ 10万円は必要」と言っていました。156もデビューから10年が経過しようとしており初期の個体はその領域に足を踏み入れようとしています。ナンセンスな故障は極めて少なくなった156ですが、ココから先は未踏の領域と思えます。つまりこの距離以上に走って維持した156が絶対的に少ないので参考にするサンプルが圧倒的に不足しています。これからは情熱と経済力が何よりモノをいうと思います。

そういう意味で目標の200,000km達成は「人柱」として大きな意味があると思います(笑)

トコロで156の外装はか~なり痛んできています。遂にフロントのエンブレムにも退色が及び始めました。ディーラーでもかなり「塗り直さなくて良いんですか?」と言われましたが、目標はまず走る、曲がる、止まるというクルマとしての機能を維持することに尽きます。確かに見栄は張れないかも知れませんが、機能を真っ当できないクルマはたとえAlfa Romeoといえどもダメです。外装の痛みなんて乗っている本人には見えません。先にやっておくのは本当に壊れては困る場所だ、というのはどうしても譲れない一線なんですね。

オイルの漏れに関しては今回チョットした情報がありました。以前に滲みに関してはスルーしてよし、と書いたのですが、目に見えて減るという状況は少し注意が必要なのだそうです。
というのもメーカーはある程度オイルが滲み出る程度は許容範囲で設計しているのですが、目に見えるほど減る事は想定外ということでした。その為にMOTULはオイルの銘柄を指定しているそうです。300Vコンペなどのオイルは分子構造が小さ過ぎてオイル漏れを誘発するのでメーカーサイドから厳禁とされているという情報を得ました。これらは以前にオイルのハナシで採り上げたエステルのシールに対する攻撃性も含まれるのですが、分子構造も漏れる原因となってしまうようです。

さて、熊本までワザワザ行く最大の理由は昼飯(笑)
ブログの記事としては長文化してきているので別にしようかとも思いましたが、折角なのでやはり書いておきましょう。
11日に行ったのは熊本が発祥のラーメンチェーン店「味千ラーメン 東バイパス店」です。味千ラーメンは日本はおろか全世界に400のチェーンを抱える日本屈指のラーメンチェーンですが、その基本は熊本ラーメンです。いってみれば標準的な熊本ラーメンを味わう可能性が高いといえます。
熊本のラーメンは博多風ではなく久留米からの流れを強く汲んだラーメンだといわれています。鶏ガラスープとのブレンドも熊本の特長ですが基本的に豚骨ベースであり、独特な濃厚さが特長。さらにニンニクの風味が強いのが特徴で、地元の人はテーブルに備えられたニンニクチップをさらにトッピングして食べるスタイルが基本。
行った時間は昼の1時くらいで昼のピークは過ぎたかと思いましたが駐車場は満杯。辛うじて1台分の駐車スペースを見付け滑り込みました。店に入るとまだ席待ちのお客さんがいます。席を待っている間に、店の様子を観察。メニューは豊富らしく、オーダーを読み上げる店員さんの声に聞耳を立てていると様々な商品名が聞こえてきます。さすがにラーメン屋の回転は早く、すぐに席へ案内されたのですが、そこがボックス席だったので忙しい時間帯に1人ぽつんとボックス席を陣取るのは少し気が引けました。メニューを見ると予想通り品数が多い。いつもは初めての店ではベーシックなラーメンを注文するのですが、他のテーブルで食べていた「パイクー麺(850円)」がどうしても気になり注文します。+250円でセットメニューもあるので半チャーハンとのセットを注文。

09shaken02.jpg

5分もせずにラーメンが来ました。スープは豚骨ですが白湯スープのような白さではなく褐色のスープ。麺は熊本らしいやや太目のストレート麺。スープはコッテリしていますが見た目ほど味は濃くはありませんでした。このパイクーとは豚のアバラ肉を煮込んだものだそうです。最初は順調に食べていたのですが、やはりこの肉の所為なのか途中でかなり重くなってきました。多分、脂の所為でしょう。それと写真ではわかりにくいかも知れませんが、キャベツを始めとして野菜が入っていたのですが若干火が通り過ぎな印象で食感がミスマッチだったように思えました。あと、つまらないことですがチャーハンは福神漬の方が合うと思いました。因みに大分は「ふくしんづけ」と読みます。全国的には「ふくじんづけ」らしいですが・・・


大きな地図で見る

22日もラーメン(笑)
今回は熊本でも有名な「火の国 文龍」に行ってみました。訪れた店は「菊陽バイパス店」です。こちらの店は健軍にあった店が移転したものだと聞いています。
さすがに有名店というだけあって時間は2時が近かったのですが、駐車場に停められません。店員さんが駐車場の入り口で順番の整理をしていまして、僕も156と共に並んで待ちます。「一番奥が出ますのでバックで入ってください」との指示に従い156を停めて店内へ。入り口には「食券をお買い求め下さい」とあります。食券を買うラーメン屋さんは初めてです。
ジツは先程からトイレに行きたくてウズウズしていたのですが、先に食券を買うカップルが両替なんぞ頼んでモタモタしています。おまけに座る席がないほど込み合っているのに、中途半端な場所に座るものだから、店員から席の移動をお願いされているのにまたモタモタ・・・空気嫁《゚Д゚》ゴラァァァァァァァァァァァァア!!
こちらはもうダム決壊寸前のピンチで「さぁ、こちらへどうぞ」の声を聞くやいなや席に荷物と食券を見えるように置いたらトイレへ一目散(間に合った・・・)
トイレから出て来たら、食券の半券が残されていました。どうやらトイレの間に持って行かれた模様です。麺の固さを指定しようと思っていたのだけに微妙。
辛子高菜や紅しょうがを取りにいって戻るとすぐに出てきました。とんこつの赤とライスを頼んだのですが、ウワサ通りのスープ。コッテリはコッテリなんだけどドロっとしたスープ。味そのものは濃厚という感じではありません。麺は九州では珍しく縮れ麺。どうやらスープの絡みが良いので縮れ面なのかなと考えながら麺をすすりますが、スープの脂が唇についてヌメっとするくらいコッテリ(苦笑)
大分も豚骨がメインですがどちらかというとアッサリ系ですから、この濃厚さはカルチャーショックです。正直、辛子高菜をラーメンに入れるよりご飯と高菜で途中の味を変えながら食べた、という感があります。スープには小さく刻んだ野菜が入っていましたが、タマネギの辛味がコッテリ感を抑えてくれて少しホッとしました。それでも最後まで飲み干す事はできませんでした。
熊本風でも博多風でもなく最近流行のオリジナル系ラーメンですが、人による好き嫌いが別れそうでした。
面白かったのは海苔との相性が凄く良かったことです。普通は具の中でも海苔はポジションが高いとは思えませんが、この時は際立っていました。

09shaken03.jpg


大きな地図で見る

熊本のラーメンのインプレッションは一見ネガティブな感じがしますが、後になるとその味を思い出して無性に食べたくなるトコロがチョット不思議な感じです。やはり熊本ラーメンは全体的に重めという印象ですし、両店の食べたメニューはやはり重めな感が強いですから、小腹が空いて食べる内容ではありません。コッテリが何よりも好きなら時間を割いてでも行く価値が(特に文龍は)あります。

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チョコレイトミスト(薫仕様)
2009-02-17 Tue 18:54
先週は特に暇だったわけではなかったのですが、ウチのブログにしては珍しく更新ラッシュとなりました。
記憶がフレッシュな内に書いておこう、というのと「旬」を外したくなかったからですが、もう1本「旬」なうちに記事を上げておこうと思います。

choco1_20090217110359.jpg

写真を見れば一目瞭然です。
先週の土曜日はバレンタインデーでした。もしかすると一部の地域は違っていたかも知れませんが、大分はバレンタインでした。
写真のチョコは軍曹からですが「和風」というトコロがポイントです。まぁ普通はチョコといえば洋風なのが相場なので、そんなに変化があるわけでもなく「いつもみたいなヤツかな」くらいに思っていました。
トコロが軍曹がやたら自信満々なので見たらコレだ(ちょっとヤラレタ)
因みに昂希へもコレと同じシリーズから。
昂希は学校で『義理チョコ』をもらったらしいけど、義理チョコって普通、手作りするかぁ?

choco2_20090217110408.jpg
choco3.jpg

娘からは毎年恒例の手作り生チョコをいただきました。
中学までくれればマシなのかな(笑)

choco4.jpg

今年はPafumeの“チョコレイト・ディスコ”がヘヴィー・ローテーションでした。
薫。チョコレートの霧は浴びるとベタベタするからイヤ。



2007年2月14日のバレンタインに合わせて発売された第1弾CDの収録曲。“チョコレイト・ディスコ”と“Twinkle Snow Powdery Snow”の2曲がPVと共に収録されおり、CDタイトルは楽曲のタイトルではなく”ファンサービス[Sweet]”と名付けられている。このCDは1ヵ月後に発売(つまりホワイトデー)された初のライブDVD”ファンサービス[Bitter]”と共に完全限定盤だったため現在は入手困難。“チョコレイト・ディスコ”は2008年リリースのアルバム”GAME”に収録されている。

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長崎・佐賀に行っちきた!(その5)
2009-02-16 Mon 17:28
白石の町を出た僕達は38号線に出て武雄市方向に向かいます。姿は見えていませんが、右側には六角川が流れているはずです。
薫はカキを食べる前に立ち寄ったコンビニで“テレビくん”を欲しがったのですが買って貰えなかったのでグズグズ言っています。なだめたり賺したりしているうちに高速の表示が見えて来ました。成瀬橋東交差点から一旦498号線に入り二俣交差点を右折して六角川を渡り高速に乗るのですが、ちょっと変わった形の山が見えます。

nagasaki29.jpg

後で調べると「御船山」という山のようです。南と北が異様にそそり立っている形が船ににているからだとか。ココはツツジの名所でもあるようです。しかしシーズン時期の入場料が普段の倍というのはなぁ(苦笑)

高速に乗って目指すのは吉野ヶ里の最寄ICの東脊振IC。その前に金立ハイウェイオアシスで休憩をいれます。前回は(つまり1月)に訪れた時ははにわの“佐賀県”がガンガンかかっていたのに今回はやけに静かです(何かあったんですか?)
トイレに行って帰ってくると全員ソフトクリームを食べています(さっきカキあれほど食べたのに)

東脊振ICまでは10分足らず。高速を降りて385号線を走るとすぐに今回の最終目的地「吉野ヶ里歴史公園」が見えて来ます。
この吉野ヶ里遺跡は1986年から本格的な調査が始まり、1989年に「幻の邪馬台国では?」と全国的に報道されたため一挙に注目を集めた遺跡です。国内でも最大級の遺跡で弥生時代全期に亘る遺跡、遺物が発見され学術的にも大変貴重な遺跡です。
現在の公園として整備・公開されている部分は58haですが最終的には117haが公園化される予定になっています。現在だけでも東京ドーム12個分とか気の利いた比較をすれば良いのでしょうが、あいにく僕は東京ドームに行ったことがないので東京ドームで比較されても実感が沸きません。とりあえず地区の公民館は1000棟くらい楽に入りそうでした。
とりあえず広いので全部見ようと思ったら半日は割いておかないとムリです。
「弥生人の声が聞こえる」を基本コンセプトとしているだけに弥生人との会話も楽しめ、また今回は補修工事のため「倉と市」と「中のムラ」の見学ができませんでした。軍曹は弥生人のコスプレがしたいと言っていましたが、あの方々はコスプレではなく弥生人だと言い張っておこう。
東駐車場にクルマを停めますがイマドキ珍しい有人の駐車場入り口で第1弥生人に遭遇し、現在のお金300円を支払います。古代のお金や物々交換などが行われている様子はありません。どうやらこの施設内では現在の円が流通しているようで、どこでも円で問題はありませんでした。安心して日本円をご使用下さい。

入り口のレストランなどが入る公園センターの建物は吉野ヶ里という遺跡とはかなり掛け離れたモダンな建物で、悪いクセが出て屋根のアールとガラスの収まりが気になってどうしようもありません。ただし傍から見ていると「遺跡と勘違いしているおバカな人」と見れなくもありませんのでホドホドにしてチケットを買いに向かいます。

nagasaki30.jpg

大人は400円、子供は80円。薫は6歳未満なので無料です。入る方にはありがたいですが、これだけの施設をこの程度の料金で維持できるのかチョット心配になりました。ゲートのすぐ脇に記念撮影できる日付入りのパネルがあるのでそこで記念撮影をしようとしていると若い弥生人のオネーサンが「撮りましょうか?」と声を掛けてくれたのでお願いします。
(気の利く弥生人だこと)

天の浮橋を渡ると門と逆茂木や乱杭が建てられた場所があります。ここが東の正門だったと考えられているようで、重要な守りの場所でもありました。
先を尖らせた杭(乱杭)や、鋭い枝の付いた木を斜めにたくさん立てて(逆茂木)、敵の侵入を防ぐバリケードの役割を果たしていたと考えられています。吉野ヶ里では、東の正門の他に「さぁ、あっちに行ってみようか」(最後までハナシを聞きなさい)

nagasaki31.jpg

南のムラは一般の人々が暮らしていたと考えられている場所です。

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中国では南の方が下位に当たるとされ、この時代の集落もそれに倣っていたと考えられています。体験学習などができる「弥生くらし館」もこの南環濠エリアにあります。

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再現された織物や楽器なども実際に手にとって見学ができ、それを作る体験ができます。内容によって時間が掛かるものがあるので事前に調べておいた方が良いと思います。お手軽なのは「火起こし体験」でしょう。値段も100円で30分以内なので気軽に体験できるとあって、この日も何組も火起こし中でした。近くにいた若いカップルに「時間、どれくらい掛かりました?」と訊ねると5分くらいだそうです。(なかなかやるな現代人)
くらし館の中では当時の暮らしぶりや道具などが紹介されています。当時の稲作の様子や作物など興味のある人には面白い内容です。展示物やキャプションを読んでいると「さぁ行こう」(まだ観終わってない)
この南のムラは南の斜面を使って畑が作られこの一帯の食料を全て賄っていたそうです。農閑期には道具を作り、織物を織りクニの生産拠点でもあったようです。
再現された住居を見学していると中に「この中で食事や休憩はしないでください」という注意書きがあります。「食事をしてもいいよ、っていうのがありそうだよね(笑)」

ありました。

nagasaki34.jpg
nagasaki35.jpg

先に簡単な小屋があります。先に覗いた軍曹が出て来て手招きしています。どうやらお茶が振舞われるようです。お茶といっても緑茶ではなく、炒った大豆と赤米という古代米のブレンド茶を土器で沸かして竹の湯飲みに注いで振舞われます。

nagasaki37.jpg
nagasaki38.jpg

なかなか香ばしくて美味しい。農作業の合間に弥生人も飲んでいたのでしょうか。修学旅行の高校生なのかわかりませんが、先生(多分)が「お前達もコッチに来てご馳走になりなさい」なんて言ってます。急に客が増えて賑わう茶店。昨日は雑炊だったそうで、それを聞いた軍曹はその後ずっと「雑炊が食べたかった」と言い続けていました。
赤米の実物を見せて試食させてくれ、当時栽培されたであろう作物を実際に今、畑で植えてあることなどの説明を受けました。明日は大根を収穫するようです。
「弥生時代に大根が栽培されていたんですか?」
「ええ。いわゆるスズシロですよね。調査の結果、大根が栽培されていたようです」
「大根といっても現在我々が知っている大根とはやはり違ったものでしょうか」
「いや~ソコまでは・・・スミマセン中途半端な弥生人で(苦笑)」
弥生人もそんな昔のコトはわからないらしい・・・

ココで北の墳丘墓では2500年前の発掘地盤が見学できることや、鏃が刺さったままや首のない人骨が特別展示されていることを教えて頂きました。(ヘタレ気味の親を北のムラまで連れて行く口実ができた)
なにしろ全部見ずに「南のムラ」だけで満足して帰りそうな感じ(何しに来たんだ)

南内郭に移動します。
ココは王やその家族と支配者層が住んでいたとされています。物見櫓もココにあり上がることができます。高さは3階から4階くらいの建物に相当するんでしょうか。高台にあるのでかなり見晴らしは良いです(高所恐怖症のオイラと昂希にはツライ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル)

nagasaki39.jpg
nagasaki40.jpg
nagasaki41.jpg

他の建物も見て行きます。住居に関していうと内容が南の住居とほとんど変わらないため、正直ちょっと飽きてきます。中には人形が置かれているものもありますが、まぁそれだけなので視点を変えないと食傷気味。
こちらは王や支配者「大人(たいじん)」が集まり、様々な協議や会議を行った建物。地区の公民館と言うトコロでしょうか(また公民館か、公民館好きやなぁ)

nagasaki42.jpg

さっき南のムラで聞いた北墳丘墓に向かいますが、途中でトイレに行きたいというので、ちょうど向かいから歩いてくる良い感じに枯れた弥生人に場所を尋ねます。
この先にトイレがあって、すぐ裏手が北墳丘墓と教えてくれました。
トイレが見えてきたのですが「電気自動車」の文字も見えます。そういえばさっきも見たのですが、肝心な電気自動車が見当たりません。全部借り出されているか、或いは電気自動車の機嫌が悪いのかはわかりません。まさか廃止になったとか(笑)
トイレを済ませて北墳丘墓に入ります。外から見ると台形の丘のようですが、その中に建物が隠されており、墳丘墓の発掘面を囲むように展示品があります。普通はお棺などはレプリカなのですが、ココは一部本物が展示されています。

nagasaki43.jpg
nagasaki44.jpg
nagasaki45.jpg
nagasaki46.jpg

棺桶は素焼きの瓶に遺体の手足を折り曲げて安置し、また瓶で蓋をする方法が採られました。その為、この時代と決定する手段として前屈葬であることが手掛かりとなるのです。
「あっ、そう」(軽く流すな)

北内郭です。

nagasaki47.jpg

ここはクニの中でも特に重要な「田植え」や「収穫」の日取りを決める場所で、主祭殿では3階で巫女が神の声を聞き、それを王に伝えてその日を決めたと考えられています。当時はまだお金は重要ではなく重要なのは「食料の確保」だったのですから、政の主体は食料供給の安定と管理だったと思われます。それだけにこの時ばかりは王がストレスを一番感じていたかも知れません。
2階を上がったトコロで短いビデオがあり、この施設で何が行われていたか再現しています。僕達が観ていると後ろの方から
「たいじんってタイ人かと思ってた。大きい人なんだぁ~」
頭の中で「タイ人がもたらしたタイ米が古代米のルーツとなった」という新説が思い浮かびました。
主祭殿を出てきたら家族はかなり向こうに行っています。置いていくなよ(怒)
南内郭のすぐ脇に展示室があります。ここで発掘された遺物の見学ができます。
これが先程、弥生人から情報を得た「首のない人骨(本物)」です。

nagasaki48.jpg
nagasaki49.jpg
nagasaki50.jpg

軍曹が「弥生式土器が欲しい」と戯言を言ってます。(それはムリだから)
「ウチに来るか」と話し掛けています。(盗むんじゃないだろうな)
見るだけ見て建物から一足先に出ましたが親達がいません。一足遅れて軍曹たちが出て来ましたが、中にはいなかったようです。
携帯に電話すると
「もう東ゲートの土産物コーナーにいる」(置いていくなよ)
「急ごう」(はぁ~)

土産物コーナーに到着すると姿がありません。どこにいるのかと見回すとナゼかレストランの席に座ってお茶なんぞ飲んでいやがります。(まさか何か食う積りなのか)
「今、ちゃんぽん頼んだ」(ウソ)
「ゆっくり土産見て来よ」(こりぁマジだ)

軍曹はいつものように「ご当地キティ」を物色中(笑)
僕は何か面白いものがないかとウロウロしていると「地酒飲みくらべセット」なるものを発見。
3本セットと5本セットがあり3本セットを購入。
ここに情報がありましたが僕が購入したものと内容が異なっています。

田中酒造合資会社 芙蓉 純米吟醸
天吹酒造合資会社 天吹 花酵母仕込み純米
松浦一酒造 松浦一 純米
各300ml

松浦一は以前から知っていて一度飲んでみたいと思っていたのですが、他の銘柄は知らなかったのでどんな味なのか全くわかりません。佐賀の酒ってそんなにマークしていませんでした。

佐賀のみなさん、ごめんなさい。

佐賀の酒をナメテおりました。ハッキリ言ってどれも大変美味しい酒でした。今後、心を入れ替えて佐賀の酒に挑みたいと思います。

nagasaki51.jpg

さて、レストランの方はというと
ちゃんぽんを食ってます(笑)しかも昂希まで・・・(旨そうにお前まで)
人が食べているのを見ると食べたくなる、というのは誰しも経験があると思いますが、今がまさにその状態。どうにも堪らず注文しました。
出てきたちゃんぽんはアサリが入っています。キャベツの切り方が粗いけど、かなり旨い。量も食べ応えのある量で具がタップリ。佐賀はいい意味で裏切るなぁ。
午後4時30分、吉野ヶ里歴史公園を出発。
高速を飛ばして大分までひた走るのみです。今回はトイレ休憩の寄り道が前回よりかなり少ないとあってか、予定に近いスケジュールで移動し、夜7時前に帰宅しました。
途中の玖珠PAでトイレ休憩を取りましたが、トイレから出てくるとレジのオネーサンと何やら話している方が約1名。手には何やらCDが。
「眠気覚ましにコレ買ったんだけど『コレ面白い?』と訊いたら」
「『すみませ~ん、私は聞いたことはないんですけど、他の方は面白いと仰ってました』だって」
オネーサン弄るなよ(笑)
帰りのクルマの中、『綾小路きみまろのスーパーライブ』この後開演!( ´゚д゚`)エー

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長崎・佐賀に行っちきた!(その4)
2009-02-14 Sat 17:08

たらふくカキを食べブランチを済ませた(ブランチってたらふく食うもの?)我々は道の駅を後にします。
僕達は最終目的地の吉野ヶ里に向けて更に北上します。その前に、寄っておきたいトコロがありました。
「昨日言ってた“須古すし”ってこの先にあるんだけどどうする?」

須古すしとは・・・ 

白石町の郷土料理に「須古(すこ)寿し」があります。古くから祭りや祝いごとがあればこの「箱ずし(押しずし)」を作り、客に振る舞います。伝承によれば、この地の代々の領主は、領内の農民をことのほか大事にし、米の品質改良に努めてきました。その米は「すし米」「酒造米」として評判が高く、全国的に名声を博したそうです。愛情あふれる領主に応えるため、領民は地元でとれた海の幸・山の幸を用いておいしい「すし」を作り、献上しました。この「須古寿し」は連綿と500年もの間、母から子へ、子から孫へと受け継がれ、現在に至っています。もち米に米を1割加えた酢飯を箱に詰め、有明海のムツゴロウ・しいたけ・タマゴ・ごぼう・奈良漬・紅しょうが・ミツバをのせて押しずしに。酢飯には、ムツゴロウの蒲焼の骨を漬けた合わせ酢を使うのがポイントで、まろやかで深みのある味に仕上がるとか。近頃はムツゴロウが手に入りにくいため、エビやコノシロで代用されることもあるそうです。

「というような寿司らしい」
「あっ、そう」(軽く流すな)

「で、その寿司を食べたい?」
「う、うんまぁ」(急に弱気)

ナビを設定変更して少し寄り道。
かつて須古地区と呼ばれた場所は現在の白石町だそうなのでソコを目指します。
途中、鹿島市の街中を迂回するバイパスと別れるのですが、ナビは207号線を直進と示しています。

「バイパスの方が近いだろうに」(ナビの判断に疑問が?)
「ナビはそのままって言っているけど」
「街中は混むだろうに」(ナビは渋滞も考慮していますが何か)
「じゃあ、戻ってパイパスに乗れば?」
「いや、このままでいい」(どっちなんだよ)

鹿島の町を抜け廻里津交差点から214号線へ入ると一気に田園風景。茅葺の家が何軒も残っています。ナビが案内しているから目的地に向かっているのだろうけど、そうでなければどこに連れて行かれているのか全く見当もつきません。
延々、田んぼの中を走ってナビが目的地ですと言っている場所には確かにネットでも出て来た「角屋商店」がありました。
しかし、店は開いているがどう見ても営業している雰囲気ではありません(失礼)
「ココまで連れてきて、ないとマズイ」
急に心配になったので近所にまだ店がないのかクルマを走らせます。穴が開くほどつぶさに目を凝らしてもそれらしき店は見当たりません。ぐる~と周って
「あっ、あそこに『仕出し 須古すし』って書いてあるよ」
「その向かいはサッキの店だけど」
元の場所に戻っただけの事でした(笑)

ちょうどお店から奥さんが出てきたので「ちょっと聞いてくる」とクルマを降りてお店の横にある倉庫へ向かいます。

「あのう、チョット伺いたいんですが」
「何でしょう?」
「この地域で須古すしというのがあるって聞いて来たんですけど」
「作り置きはないんですよ」
「通り掛けに買って行こうと思ったんですが、すぐにできるものなんですか?」
「え~、すぐできますよ。幾つ作りましょう」
そんなに簡単にできるのかと注文し寿司ができるまでの間、その辺をブラブラします。

町はどこかで時間の流れが変わってしまったかのような昭和の匂いがしてきます。どことなくレトロというか懐かしいというか・・・

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茅葺の建物が先に見えますので行ってみると家ではなく祠のようです。すぐ脇には水路が流れていて、上こそモルタルで固めてありますが、下は昔の石垣が見えているので恐らく田園に水を引くための用水路でしょう。年代はかなり古いもののようです。祠には地蔵様が祭ってあり、用水路の脇にあることから水難に纏わるものか農作業の纏わるものだと思われます。地蔵様にはヨダレかけがツキモノですが・・・
ピカチュウのヨダレかけが付けられています。ふ~ん、ピカチュウね。

10分くらい時間を潰していたでしょうか。お店の方から先ほどの奥さんが呼んでいます。なるほど、確かにすぐできるようです。

「お客さん、良くこのお寿司をご存知だったですね」
「インターネットで結構出てきますよ」
「どこからいらしゃったんですか」
「大分からです」
商工会議所や町役場は“名物”としてアピールしているのに、売る方にはインフォメーションが伝わっていないようでした(笑)


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角屋商店 佐賀県杵島郡白石町堤628

家に帰り着いて食べましたが、まぁ、良くあるちらし寿司を押し寿司にした感じです。そんなに奇想天外な寿司を期待してもなぁ(笑)
野菜類は畑で採れる地の物で素朴ですが、錦糸玉子などは昔は鶏卵が贅沢品だったし、砂糖も滅多に口には入らなかったのでしょうから、これはかなりのご馳走だったに違いありません。
押し寿司と紹介されていますが、正確には「もろぶた」と呼ばれる浅い箱に入れて作るので混ぜ寿司の要素も含んでいます。
少ないながらもムツゴロウの蒲焼が入っていました。エビだけじゃなくて良かった。
「ねぇ、ムツゴロウって何?」
「魚だよ。決して畑正憲じゃないんだよ」
もち米が多いので量は少ないけど腹持ちが良いと思います。味は砂糖が控え目で家庭で作っていたような味わいです。

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さぁ、吉野ヶ里に向けて出発です。武雄北方ICへ向け先ずは34号線に乗ります。
レトロな町と歴史と、ピカチュウを後にして。

その5に続く・・・

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長崎・佐賀に行っちきた!(その3)
2009-02-13 Fri 15:00

僕達が起きてからしばらくすると物音で目が覚めたのか子供たちが起きてきます。
「薫、ディケイド観る。リモコンは?」
「あぁ、まだ時間があるから合わせてやるよ」
「なんで?」
「いや、子供がリモコン触ると危ないから」(意味がワカラン)
「薫、自分で合わせきる」
「あ、ここのリモコン・・・ばっ爆発するかも知れないから」(もうちょっと気の利いた事言えないのか)
「今のうちに顔を洗っといで」(リモコン隠さなきゃ)
子供たちがテレビを観ている間にこちら身支度を済ませ、出掛ける準備を終わらせます。

ここは戸建という作りなのでエアシューターではありませんが、自動清算機が玄関に付いていました。
なるほどこういう所は先進技術なんだな、などとくだらない部分に感心し宿を出発しました。

良かった。まだ子供たちはココがどんな宿だったか気が付いていない(2月13日現在も)

昨夜、一度通った道を走りながら一路、太良町を目指します。ちょうど右手には諫早干拓地を見ながらのドライブです。ナビのデータが古く、というよりは干拓のスピードが早いのか、ナビの示す海岸線と実際に見えている海岸線には相違があってかなり向こうまで陸地が続いています。
「諫早のギロチンってこの辺りじゃなかったっけ」

ギロチンとはご記憶の方もおられるかも知れませんが、全国に衝撃的な映像として流れたあの1997年4月14日に行われた水門の閉鎖です。293枚の鋼板が次々に水飛沫を上げながら落ちていく様は「ギロチン」と呼ばれ、まさに干潟の死刑執行のように思えたのでした。当時の農相藤本孝雄氏は「ギロチン農相」とありがたいニックネームで現在も呼ばれているようです。

そもそも諫早の干拓事業は今から50年以上も前に構想された「長崎大干拓構想」が下敷きになっています。当時は食糧難に対する耕地の確保が目的でしたが、事業に着手する前に食料問題はある程度解決され、70年代に入ると全国的にコメ余りから減反政策が行われるようになると、いつしか「防災干拓事業」と趣旨が変更されます。ここでいう「防災」とは1957年に発生した「諫早大水害」をバックボーンとしていましたが、その後の研究で“諫早湾干拓事業では諫早市内の大規模な洪水は防げない”ことがわかっており、この防災は事実無根の目的だったのです。そのためだったのか正式に着手された1987年以降は「防災」の文字もいつしか消えてしまっています。
この問題は“干潟の生態系が破壊される”という環境問題のように思えますが、その問題の本質は「一度走り出したら止められない公共事業」ということではないでしょうか。また、総事業費は1350億円ですがそれがないと生きていけない人が大勢いる、という日本が持つ産業構造の問題でもあります。その利害関係がモロにぶつかり合っているのがこのような公共事業、というのが今の日本だと思われます。
例えば護岸事業と称して海岸という海岸をコンクリートで固めて、もうあとは塗り固める場所がないトコロまで来ています。1日に数台しか通行がなく熊くらいしか通らないようなトコロに立派な道路が出来るのも同じ。地方の建築・土木産業は公共事業がないとジリ貧というのが事実です。
ヨーロッパは既にこういう領域を脱却し環境改善事業を行っています。やっていることは掘った穴をまた埋めているに過ぎないのですが、やらないよりはやった方が良いに決まってます。
ただし授業料としては高額過ぎますし、それは私たち国民の血税です。

現在はこの調整池の水門は開放されています(期間限定だが)
その堤防に沿って道路が走っていますが、総延長8,515mという長大なもので諫早から対岸の雲仙を結んでいます。ちょうど中間点辺りに休憩場(まだ建築中)があり歩道橋から両方向を撮影してみました。
海面からの水蒸気で遠くは見えません。

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現在も漁業団体・環境保護団体を中心として事業中止を求める裁判は係争中です。
まだ終わった問題ではない、として記憶に留めて置きたいと思います。

久しぶりにマジメでしょ(笑)

さて堤防道路をあとにして207号線に戻って北上します。右手は先程の調整池から有明海へ景色を変えました。
小長井を過ぎるとポツポツと道路沿いに「カキ焼き」ののぼりが立っています。そう今回の目的のひとつが有明の美味しいカキを満喫しようというものです。
今走っている207号線は太良町から鹿島に至るまでの間にカキ焼き屋が立ち並び思いっきりカキを食べることができるのです。そのために朝は抜いています(笑)
うちの子供たちは悠歌以外はあまりカキが好きではないので(昂希に至っては全くダメ)あらかじめ他の食材も豊富な店をピックアップしてありました。その店は一番鹿島寄りにあってまだ先です。
「子供たちがカキがダメだからココにしよう」
「あ、そう」

しばらく走るとまたカキ焼き屋さんが見えてきます。
「ここにしようか」(さっきのハナシ憶えてる?)
「いや、まだ先だから」
また少し進むと
「ここは?」(オイオイ)
「時間もまだ早し」

こんなことを繰り返しながら207号線を北上中(笑)
要するに一刻も早くカキが食べたいらしい(子供ですか)
しばらくすると道の駅があります。
「ここは?」
「もぅいいよ」(ハッキリ言って根負けした)

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大きな地図で見る

この道の駅 太良はまだオープンして2年ばかりと新しい道の駅です。
干満差が6mもある有明海。太良町のキャッチコピーは「月の引力が見える町」
しかしカキを食っている時間では、月の引力は感じられませんでした。ちょっと背が伸びたような気がしますが、多分気のせいでしょう。
たらふく館では海産物を始め、みかんの産地らしく様々な品種のみかんが売られています。そのどれもが試食つき。その中にクレメンテインというみかんがありました。見た目は小さい赤みの強いオレンジって印象。食べてみるとアッサリした甘味でケッコウ美味しい。このクレメンテインはスペインが原産だそうです。隣にいた娘に「食べる?」って聞いたら「ううん」だって・・・
好き嫌いせず食べなさい(試食は別にいいんじゃないかと)

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カキを早く食べたくてイライラしている方約1名(笑)
土産物を見るのはこれくらいにして隣接するカキ焼き「漁師の館」に入ります。
「とりあえずカキ持ってきて」(そこまで食いたいんだな)
子供たちにはエビやウインナー(ナゼ佐賀に来てまでウインナー?)
炭火は常に起こしているようですから適当に海岸よりの席に座ります。今週は暖かかったので気にならなかったですが、寒い時は身に染みると思います。防寒対策はしっかりした方が良いでしょうね、きっと。
「ビール飲んで良いぞ」(ではお言葉に甘えて)
「じゃあジョッキで」

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ココのカキはいわゆる「竹崎カキ」というヤツでブランドカキにしようとしているらしいです。相場は長崎産カキの倍の値段で取引されています。それでも1kgで1000円だったりするけど。
漁師の館は養殖カキだそうですが、基本的に天然物と養殖に味の違いはほとんどありません。どちらかというと養殖の方が殻が薄く開き易いので不慣れな人にはこっちがおすすめ。
そうしているとカキが焼けて少し殻が開き始めます。ウインナーもいい色になったので子供たちに取り分けます。

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「薫、ウインナーいる」(だから今あげてるじゃない)
「悠歌、ウインナーいらない」(えっ)
「なんで、ウインナー嫌いだっけ」
「クルマで酔ったから食べたくない」(そうそうこの子は乗り物酔いしやすいんだ)
「じゃあ今は何も入らない?」
「ううん、カキだけ食べる」(どういう乗り物酔いだ)
「え?」
「カキだけ食べる」(しまったライバルが増えた)

この後は想像の通りです。ひたすら娘と軍曹のカキを剥き続け(時折、残ってしまったエビを食べ)また剥いて、時折自分のカキを食べビールをグビっ。
・・・ゆっくり食べたい(切実)

熱々のカキはテーブルにポン酢やらがありましたが、何も調味料なんかいりません。自然の塩味だけで十分旨いです。あ~シ・ア・ワ・セ・・・

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そうそう、カキって加熱用と生食用が売ってますよね。あれの違いをご存知ですか?
基本的に同じカキです。つまり加熱用のカキが別にあるわけではないんです。収穫して出荷するまでの工程が異なっているだけです。生食用のカキは紫外線殺菌した無菌状態の海水で数日間飼育して出荷しているのです。カキはよく中ることで有名ですが、この処理で貝毒やウイルスを除去するので生で安心して食べられるのです。と、折角プチ知識を披露してやったのに
「あっ、そう」(軽く流すな)
もうちょっと喰いついてよ・・・

気が付いたらもうカキがない(もうちょっと食べたいのに)
そうだ、さっき店の人が「豚バラがおすすめ」って言ってたっけ。
「すみません、豚バラとホルモンをひとつづつ」
トコロがおすすめの豚バラは1本だけ(最低2本は欲しい)
まあ、いっかぁと焼き始めると脂が凄くて網の上が火事(笑)
別に不味くはないけど正直どうってこともない。逆にダークホースだったのがホルモン。
豚のホルモンらしいけど牛みたいに脂ギトギトではなくかなりアッサリしています。ホルモンぽくないんですね。少し独特な風味があるけど(そうそうレバーの風味)これは旨いです。
あっ、豚だからダークホースじゃなくてダークポークだな。

竹崎カニというワタリガニもこの太良町の名物ですが、そこまで食べられませんでした。次回は食べてみようと思います。

息子たちは先にお腹いっぱいになって店の前で通る電車をウォッチングしています。薫はBMWのバイクでツーリングしている一行に「バイク、カッコイイですね」(あーコイツらの将来がコワイ)

その4に続く
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長崎・佐賀に行っちきた!(その2)
2009-02-12 Thu 20:03
長崎市を出た僕達がしなければならないことは今夜のご飯(さっき食べた)

ではなく宿泊場所を探すことです。
事前に探さない方がおかしい、と思われるかも知れません。

探しました!

ネットがダメなら直接電話して。
「あのう7日の空き部屋はありますか?」「大変申し訳ありませんが満室です」
「7日に部屋を予約し・・・」「ムリです」
「7日に」「ガチャ、ツーツー」
まぁこんな具合でして長崎市内は元より周辺の大村や諫早ですらほぼ壊滅状態。
その模様を親に連絡したのですが“でたトコ勝負でまぁ何とかなる”とスーパーポジティブな返事が(本当にどうにかなるんだろうな)

最悪、車内でも寝れないことはないし(←何故そこにいく)

ナビを一般道優先で諫早市にに設定してクルマを走らせます。明日は佐賀方面へ向かうので207号線に入ってから宿をとって明日の移動距離を稼いでおこう、という思惑です。市内はランタンフェスティバルからの帰りであろうと思われるクルマでかなり渋滞していましたが、僕達の走っている方向はやや空いていました。

ナビの画面は反対車線が渋滞している表示していますが、それを見ながら「こっちもこの先、混みそう」などと話していました。すると突然「高速に乗ろう」と言い設定を変更するじゃありませんか(そいつは甘いぜ)
クルマは出島有料道路に入り料金所に向かいます。長いトンネルを出るとそこが料金所ですが

渋滞です(ホラね)

しかも「高速道路4キロ渋滞」の表示

甘い、甘い。ルノアールのココアのように甘い!
このようなイベントの後は高速道路だって低速道路になるんだいっ

結局、多良見ICを過ぎるまで大渋滞(大分では1寸ズリという)
諫早のICに到達したのは夜11時を気持ちよく過ぎていました。ただでさえ宿が見付からなかったのに、こんな時間に行って7人が泊れる部屋が空いていて、快くチェックインを受け入れる酔狂な宿があればみてみたいものだな(本当にどうにかなるんだろうな)

34号線から西諫早を通って57号線を経由して207号線に入ります。途中のコンビニで(宿が見付かることを前提として)ビールやらお茶やらを買い込んで、クルマを太良方面に向けます。それまでにいくつかネットで絶望的に宿がないことを思い知らせてくれたホテルや旅館もチラホラ。
クルマはどんどん走って市内を抜け海岸線が近づき

おやおや、だいぶ寂しくなってきましたよ(そうじゃねぇだろオイ)
「これはムリ」(断言するなよ!)
「う~ん、どうしよう」(聞くなよ)
「どうしよう」(どうにかなるんじゃなかったのか)

おもむろにナビの画面で検索を始めました。
え~と、宿泊のファッションホテルは・・・てオイ!
あのこ~んずさんですら「普通のホテルに泊りましたよ」と言っているのに、何故、子供連れでラブホに泊らなきゃならんのだ。
車内で寝るよりはマシ(いやそういうんじゃなくて)

しかし検索結果は前方にはひとつもないのだよ(笑)
「引き返さなきゃないな、コレは」(アレっ、最初の計画とずれてきてますよ)
適当に候補を絞って案内スタート。
走っている車窓を眺めていると
「あっ、ここさっきのコンビニ」
「このホテルの前も通ったよね」
「そうそうこの交差点から207号線に乗ったんだよな」
「う~ん、もうすぐ諫早IC」
「ここから海岸線を走るみたいだな」

ICからの分、全部返却しましたが何か。
37号線を海の方向に走ること10分。
「大きく右方向です」
「目的地周辺です」
「目的地に到着しました。案内を終了します」

目的地に到着したようです。一見すると戸建の建物がいくつか並んでいてロッジとムリに思えば思えなくもありません。しかしクルマのナンバー隠しがあったり、各部屋の入り口にある部屋の料金表示は迷うことなく「ラブホ」と世間でいわれるものです。せめての救いは「戸建」だったことです(笑)

ドアを開けて荷物を運び込みます。クルマには毛布も何枚か積んでいたのでそれも運び入れます。
入ってみると「あれ、広い」「きれい」「なかなかイイね」

現金なものだな。

確かに最近のファッションホテルは以前のようなコレミヨガシにアレな感じはないと聞いたことはありましたが、これ普通に広めのビジネスと思えなくはありません。ただし注意は必要です。

「ねぇ、これなに?」
「あっ、それはオトナの風船」(意味ワカラン)
「元のところに戻しとこうな。危ないから」(全くもって意味ワカラン)
「テレビ観たい」
「あっ、子供は触っちゃダメ(滝汗)」
「なんで?」
「いや、危ないから」(全くもって意味ワカラン)
「みんなお風呂に入ろう」(風呂に入れてる間にナントカせねば)
「どうやら6Chがその手のチャンネルらしい」
「リモコンは何があっても死守せねば」
リモコンがこれほど重点防衛ラインとして輝くことはまずないと思われます。
長崎で一足先にビールをいただいていましたが、すっかり宿探しの間に酔いが醒めあらためて飲みなおします。TVではスキーのヒルクライムをやっていて
「スポンサーはAUDIなのね」(←やっぱりソコかい)
気が付けば2時です。
「うわ、もう寝よう」

朝、起きると(というよりTVの音と寒さで強引に起こされた?)カラダガイタイデス・・・
コレドウナッテルノデスカ?

オキタデスケド寝不足でアタマ全然マワッテナイ。
コーヒーを飲んで少し目が覚めてきました。いま気が付いたのですが窓は電動シャッターじゃないですか。
ワンちゃんの名前は?いやいや、これ床暖房ですね。これがあると、ご主人快適ですねぇ~

床暖房あったんか!?(何故気が付かなんだか)

気が付くの遅せ~


さぁ、加齢臭を消すのにジェットバスに浸かってくるか(笑)

その3へ続く・・・

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長崎・佐賀に行っちきた!
2009-02-10 Tue 18:55
土日を使って長崎と佐賀に行って来ました。
今回、長崎を訪れたのは1月26日から2月9日にかけて行われた「長崎ランタンフェスティバル」を見に行くためです。これは長崎に在住する華人の間で中国の旧正月に行われてきたお祭りで「春節祭」として祝うものです。、実はこのお祭り、僕のブログもリンクしているLOHAS20さん記事で知ったものです。折角なら地元のLOHAS20さんに連絡してお会いするのもアリだと思ったのですが、LOHAS20家には赤ちゃんが誕生したばかりですので今回ばかりは遠慮させて頂きました。
僕の親達も一緒に行くというので(←何故に?)我が家のクルマは出動なしの方向で(笑)
夕方4時頃の出発というので、それまでに本日の仕事を進めます。結構地道に仕事してますね。

概ね予定通りに大分を出発。長崎までは約3時間半の旅です。
順調に高速を走り、長崎市内に入ります。ランタンフェスティバル会場周辺の駐車場は事前に絶望的と思われたので、一路、松山町の平和公園周辺を目指します。到着までの間、どうしても近くに停めたいらしく(笑)駐車場を探そうとするのですが、それほど甘くはありません。土曜日ということもありどこも「満」の電光掲示板が出ています。確実に停められる場所に直行した方が早いのに・・・

ナンダカンダで結局、スタジアムの駐車場へ到着。

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思ったとおり駐車場はガラガラです。ただし夜10時までしか開いていないらしいので、気分的には門限を決められた女子みたい(笑)
この時点で7時30分ですから、あと2時間半しか時間がありません。
ココからは路面電車に乗って移動です。ジツは路面電車も今回の目的だったのです。
かつては大分市も路面電車が走っていましたが、昭和40年代半ばに廃線となりました。(正確には47年だそうです)
僕は子供のころ2度だけ路面電車に乗ったことが記憶にあるのですが、僕はかつての体験を懐かしく想い、子供にとっては初体験なので嬉しそうでした(だからってハシャグな)
長崎の路面電車は大人100円、子供50円の均一料金で走っています。こういうのは嬉しいですね。
さて大橋駅から乗り込んだのですが、始めは車内ガラガラで「こんなもの?」と思っていると、長崎駅辺りで怒涛のように人が乗り込んできてスシヅメ状態。帰りは多分この逆なんだろうな。歩き疲れた体には堪えるよ、と思うとちょっとゲッソリ(このへタレめ)

そうこうしていると終点の築町へ到着。
目指しているのは「湊公園」ですが新地町の中華街がすぐ傍にあり、どうせなら通って行こうと思い入ったのですが、とにかくもの凄い人の数。やっぱり土曜だからか、などと考えていると後ろから「休日でもココまで人いないよねぇ」と地元の人の話し声が聞こえてきます。

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早く人の波から脱出したい(切実)

やっとの思いで中華街を抜け湊公園の前に出ました。
湊公園の中も人の渦。人の波で遭難しそうだ(ちょっと大袈裟)
はぐれてしまった時はマジで焦った(笑)

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豚の頭が陳列してあって少しグロい。これはお供えだそうです。
レンズの開放値が暗いので手持ちじゃブレブレ(苦笑)

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子供が乗れる牛のオブジェがあって記念撮影。今年は丑年だからなんでしょう。
だからこっち向けって。

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メインステージではナンタラさんが胡弓を演奏するというので見ているとナンタラさん登場。当然中国の曲を演奏するのかと思いきや突然、中島みゆきの「地上の星」を始めます(←何故に?)
しかも間奏で本人ノリノリで踊っています(←だから何故に?)
すっかり頭の中には田口トモロヲのナレーションがグルグル廻り出したトコロで、さっきからお腹が空いたとブツブツ言っていた薫を口実に会場を出ます。

お腹が空いた空いたとうるさいので、角にある店で肉まんを買おうという。ちょっと店の雰囲気でも撮影するかと写真を撮って見回すと家族がいない(また遭難した)
大人が迷子になったら迷大人だよ。それじゃシャレにならんと焦りつつ探すと軍曹が「コッチコッチ」と手招きしています。置いていくなよ(怒)
唐人屋敷へ行くんだそうです(聞いてないよ)

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不思議に思ったんだけどクルマの規制はかけてないんですよ。警備の人が「ここは歩行者天国じゃありません」と歩行者に車道へ出ないように叫んでいます。
気分的には車道に出るのはわかるんですけどね。

「焼き鳥でも食べようか」(←何故に?)
「あっ、イカ焼きがある。食べようか」(←何故に?)
「ソフトクリーム食べたい」(←だから長崎に何しに来たのさ?)

途中で引き返して中華街へ戻ります。腹が減っているからか、さっきからランタンを見るより食べ物屋しか見てない気が(←だから長崎に何しに来たのさ?)
人の量から察しは付くでしょうが、どこも空き待ちです。すでに終了している店もチラホラあります。
「ココにしよう」と待っていると前のお客さんが入っていきましたがすぐに出てきて「今日はもう終わりですって」(そういうことは先に言ってくれ)
もうガマンの限界か屋台で肉まんを買うことにします。
するとすぐ隣にある店がなんだかイケソウナ気がする。今、二組だけ待っているようなのです。
ここで食べようと決心しました。店は『龍亭』
待つ事20分くらい(腹具合的弐時間のコトアルネ)
待っていると、並ばずに中に入ろうとするおいさんオジサマがいやがっていらっしゃいまして
「チョット、皆並んでるんですよ(笑)」(怒)
「あっ、やっぱりそう」
「そりゃそうでしょ。今日並んでる客のない店なんか余程バカ高いか、相当に不味い店くらいでしょう」
素直に並んでいただきました。

やっと僕達の番が回ってきて店に入ると、たまたま座敷が空いていてソコに陣取ります。
長崎来たらやっぱり「ちゃんぽん」でしょう。ていうか全員ちゃんぽん。
しまった、皿うどんにすりゃ良かった(←後悔あとに立たず)

しばらくするとちゃんぽんが来ました。少し少なめだなぁ。

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白状すると、今年になって1度長崎に来たんですよ。その時は『会楽園』で食べたのですが、それと比べてもちょっと少ないなぁ。値段が会楽園の方が高いからか?
味はまずまずなんだけど、麺がやわらかいね(少し茹で過ぎたか)
今日が特別なのか、普段からやわらかいのかはわかりません。
腹が満たされたのは良かったのですが、時間がもうあまりありません(もうちょっと見たいのに)

ひとつだけわかったのは全会場を見ようと思ったら3時間じゃムリです(早く気付けよ)
電車でスタジアムに戻りますが、予想通り電車は客でいっぱい。子供だけは座れましたが。

スタジアムに到着したのは9時45分。

さあ今から宿探しです。
長崎を後にして一路諫早を目指します。
ジツはこの後も大変だったのです。

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新年会です~その弐~
2009-02-09 Mon 18:58
軍曹が、僕のシャツの胸ポケットを覗き「なぁ~んか、高橋由美子は入ってねん」とノタマイマシタ。
懐かし過ぎです。

さて前回の新年会続編です。
翌日、10時過ぎに目が覚めたのですが頭が痛い(苦笑)
とりあえず胃薬飲んでもう少し寝ることに。次に起きたときは昼も回って1時ですが、さすがに頭の痛みもなくなりアルコールもすっかり分解されたようです。

さすがだ、僕の肝臓(笑)

その間にマレスさんから連絡があったそうで軍曹が教えてくれました。実は昨夜、156で集まろうか、というハナシになっていたのです。本当はUさんの156も加わるはずだったのですが、あいにくUさんは親戚の相手をしなければならずに不参加。その連絡が入っていたのでした。
すでに軍曹@家内から「ダンナ二日酔いだぜぃ」情報は伝わっていたと思われ、連絡すると「もう大丈夫ですか(笑)」と。今から1時間後に『わさだタウン』で落ち合いましょう、ということでこちらも準備に入ります。トコロが今日は上の子の学生服採寸だというのをすっかり忘れていました。幸いわさだタウンとは近い場所なので、家族を先に送ってわさだタウンに行くという行程にしました。
トコロがです、どうも普段以上にクルマが多い。周辺は結構な渋滞ですから「これ停められるかかなぁ~」と言いながら駐車場の横を通り過ぎます。
目的の学生服店からわさだタウンの駐車場に入ったのですが、停めるどころか駐車場そのものに入れません。そうしていると携帯がなります。マレスさんからです。

「今どこですか?」
「わさだタウンにいるんですけど、停められそうにないですね」
「どうにも停められそうにないので、明屋の駐車場に来てるんですよ。どうしますか?」
「だったらそっちに向かいます」

ジツにローカルな場所ばかりなので、大分以外の方々には???かも知れないのですが、明屋というのはこちらの本屋です。
わさだタウンからは2キロくらい離れています。その駐車場に入って見回すと、居ましたファンタジアブルーの156。よくよく考えると大分のメンバーはV6ばかり。今回不参加のまっちゃんも155V6から147GTAですし、Uさんも155V6から156V6と現行型スパイダー。いってみればAlfa Romeo V6エンジンにかなりヤラレテシマッタ方々の集まり(笑)
前日の話題でもSOHCのV6サウンドとDOHCになってからのV6サウンドのどっちが良いかとなりました。装着しているマフラーでも感じ方は異なると思いますが、僕はSOHCのV6サウンドが一番好みです。

マフラーといえばマレスさんの装着しているマフラーは『ファブリル』のチタンマフラーです。テールが青く焼けているトコロが如何にもチタンですが、出口口径と形状はノーマルのモノに近くこれ見よがしなでかいマフラーではなく渋いセレクトです。しかもこのマフラーの音は当にF様!
フロントパイプも交換されているので相乗効果が出ているのだと思われますが、とにかく弾けるようなサウンドで「おぉ」と唸らせてしまうのは止むを得ないと思います。
V6モデルは標準がレザーシートなのですが、色はMOMO製のアイルランドブラック(451)、ブルー(494)、タン(495)の3種類があり、このシートカラーはボディーと予め組み合わせが決まっています。実は色の組み合わせが全て標準で用意されていたのはAlfa Rossoのみです。マレスさんのファンタジアブルー(402)というボディーカラーの場合、標準はアイルランドブラックとブルーなのですが、何とタンカラーのシートなのです。これは受注生産品だったので恐らく日本に何台あるか、というほど珍しい個体と思われます。ボディーカラー自体が珍しい色ですが。逆にRossoなんてAlfa Romeoの中に石投げたら当たるくらいゴロゴロしてますから(笑)

お互いの仕様などをハナシながら確認。
「よかったら乗ってみますか」と勧められました。
これは願ってもない申し入れです。各寄り合いでもこのようなコトが行われたことは164OCのミーティングレポートを見れば一目瞭然ですが、希少なクルマに乗るというのは勿論のこと、同じクルマで乗り比べるというのもミーティングならではだと思います。今回の目的は「同じ156」でどれほどの相違があるのか試してみよう、でした。Uさんが不参加だったのがそれだけに残念です。何れまっちゃんのGTAにも参加願ってV6一気乗り比べも面白い企画かも知れません。

さて、ありがたい申し入れでしたが、そうなると僕はその前に家族が気掛かりです。
事情をマレスさんに説明し、連絡をするともうすぐ終わりそうというので試乗する前に家族を迎えに行く事にしました。学生服店で家族を乗せてまた元の本屋へ戻ります。家ではなく本屋に戻ったのは家のすぐ近所だからです。ココで家族を紹介です(笑)

ハナシもソコソコに試乗へ。高速の方が良いでしょう、という事で駐車場を出て一路光吉ICへ
「7,000までキッチリ使って下さい」という寛容なお言葉に
「了解」と答えながらも、図々しい僕もさすがに他人様のクルマでは少し遠慮が出るくらいの人並みの神経はあります。
宮河内ICまで走って往復しましたが、僕の156より新しく走行距離が短いとあってやはりボディーがシッカリ感があって乗り易い。足はコニ+アイバッハ(アフター品)という事でしたが、変な癖がなく乗り易いのです。と、いうか普段車高調仕様に慣れてしまっているので乗り心地が良い(笑)
安定感も高く法定速度×2(+α)で走ってみましたが、まだまだ踏んで行ける仕上がりです。エンジンはインダクションBOXがカーボン製のパイプに変更されていることもあり、引っ掛かるような感じがなくイッキに回転が伸びるフィーリングで、ファブリルのマフラー音が益々その気にさせてくれます。
一番良かったのはシフトフィール。僕のより良く入るのです。僕の156はクイックシフトを組んでいるのですが若干3速の入りが甘いトコロがあるのです。多分、シフトノブに拠る部分も大きいような気がします。アルミ削り出しのシフトノブはフィーリングだけでなく夏は暑くて触れず、冬は冷たくて手が凍えそうです。ミテクレはともかく快適性は?です(笑)これは今でも失敗だなぁ、と思っている部分です。

今度は僕の156を乗ってもらう番です。僕の156は足回り重視のモディファイを行っていますから、峠こそ評価しやすいと思い、ルート442から野津原方面へ向け試乗することにしました。
しかし、この時点ではタイヤはRE11に交換したばかりで、まだ当たりが完全に出ていません。しかもこの日は比較的こちらもクルマの交通量が多いのです。少し空くとエンジンを回し、また前方車に追いつくというのを繰り返しながらの連続となり、些か不完全燃焼気味の試乗となってしまいました。
その試乗の中で言われたのが「クラッチペダル」の軽さ。僕もマレスさんの156に乗った時に「アレ、重いな」と思ったのですが、どうやら間違いなく僕の156が軽いようなのです。これは車検の際にディーラーで確認してみようと思います。

OCというのは同じクルマの部品調達といった維持に纏わるモノから、同じクルマに乗っている者同士の個体の比較という具合にハードからソフトまで豊富な情報を得る最適な場だと思います。ピアッツァの時は周りに同士がおらずインターネットもなかった時代ですからディーラーだけが頼りでした。そういう意味では「ヒトリで苦労した」と思います。それだけにOCの有難さを改めて感じます。

さて今回は僕の156に関してはあまり試乗条件が良くありませんでした。次回は来月7日に福岡大分合同の「蕎麦ツーリング」がありますから高速道路で試して頂こうと思っています。因みに天瀬高塚ICのすぐ先にはオービスがあるので念の為減速ですよ。

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新年会です~その壱~
2009-02-02 Mon 17:02
いや~、久しぶりの二日酔いになりました。
頭痛がするほどの二日酔いは多分4年振りくらいです。一体どれくらい飲んだのか途中で分からなかったくらいですから、かなりハナシも弾んで調子に乗ったのでしょう(苦笑)

さて、この二日酔いの原因は先月末の大分イタフラ車乗りの新年会によるものです。今回は1次会がメンバーの仕事の都合で2人出席できず、Uさんとマレスさん、そして僕のわずか3人での酒宴となりましたが、ナニシロUさんがDuettoを購入されるということは昨年の忘年会でお聞きしていたのですが、いよいよ登録というトコロまで来ており貴重な現行型スパイダーと1600スパイダーDuettoの2ショット画像を見せて頂きながら、Alfa Romeo好きには堪らない肴で酒を飲むという至福を味あわせてもらいました。ご存知のように“Duetto”は1600スパイダーの愛称を一般公募して名付けられた名称で正式な名称ではありません。66年から67年までの間に6,325台が生産されたのみで40年も経過していますから現存するDuettoは大変貴重なモノだと思われます。恐らく皆さんは映画『卒業』のラストでエレーン(キャサリン・ロス)を連れ去るベンジャミン(ダスティン・ホフマン)が乗っていたDuettoをSimon&Garfunkelの”Sound of silence”と共に思い出すのではないでしょうか。
先日入手した164 V10 PRO-CARのハナシも大いに盛り上がったのですが、やはり「おねーちゃん」のハナシは特別なテンションが加わりアクセルがずっと全開なのは言うまでもありません(爆)

Alfa Romeo乗りならでは肴ではあるのですが、行ったお店の料理も大変素晴らしいものでした。毎回、その業界に詳しいUさんにお店のセッティングをお願いしているのですが、本日はとっておきのお店を紹介して頂きました。
訪れたのは大分市中央町にある“酒食 回”です。大通りから一歩入った所にあるお店で、まるで隠れ家のような店構えです。
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酒食・回 [ 海鮮、魚介 ] - Yahoo!グルメ




地元の方なら簡単に場所はわかると思います。若草公園のSL側の通りをガレリア竹町方向に進むとホルモン焼きの「無敵のおやじ」というお店があり、その斜め向かいくらいのトコロにあります。
入り口が少し奥まっていてモルタルとガラス、墨で仕上げられた木部がとてもシックで和モダンなデザインです。足元に間接照明が仕掛けられていてオトナっぽいインテリア。僕達は座敷の一番奥へ通されたのですが、そこの壁は照明に照らされる竹があり、全て簡潔ではあるけど統一感があるのです。家族連れではムリがあるけど接待やデートなら是非頭の片隅に入れておいて良いお店です。
料理の内容はだいたい最初の付き出しでわかるものですが、この時点でその後出てくる料理を期待させるものでした。刺身はブリとミル貝、アラの刺身でした。今が当に旬。
アラの刺身は初めて食べたのですが凄く美味い。普通はアラというのは鍋料理と相場が決まっていますのでこれはかなり意外でした。紅葉おろしとポン酢でいただくのですが、歯応えと甘味がある身がポン酢の風味でとてもアッサリしています。ちょうどボラの刺身に似た感じです。ボラは刺身がメチャクチャ美味いんですよ。
ナニシロ醤油を食材に合わせて変えるほどの懲りようです。アラはその後、唐揚げで出て来ましたがこれも美味しい。途中で特性のシュウマイが出てきて意外に感じたのですが、タレがとても美味しくて途中で味が変わるので最後まで飽きさせません。内容は和モダンなインテリアから創作和食を想像していましたが極めてオーソドックスではありますが、どれも旬と厳選された素材を的確に調理してあることが良く伝わる内容です。器も統一感ある良い感じです。
全体に感じたことは「酢」の使い方がとても上手で、料理の合間に入るので全体がとても引き締まった味で最後まで味の重さを感じさせない仕上がりだったのだと思われます。
結局、サラダに始まり刺身盛り合わせ、鍋料理、小鉢、肉料理、最後の握りまで一気に食べ上げてしまい、小食の僕としては珍しくほとんど完食。料理が美味いとお酒の味も一段と良いですね。
その後、他の店へ移動。Uさんは名古屋から親戚が帰ってきており、お誘いの連絡が入ったのでココまででお別れです。仕事のキリがついたMさんから連絡が入り今からこちらに向かうということで合流。
すっかり午前様でMさんの147GTAで送って頂きました。彼はお酒が飲めないのです。3.2のV6ってトルク感が凄くあるんですねぇ。700ccの差だけとはとても思えません。2.5V6だと3,000回転以下はトルクが細くて回さないとダメなんだけど、3.2ってアイドリングプラスαから十分ついてくる感じ。照明がオレンジじゃなくて赤っていうのもかなりエロい(笑)

Mさん、あんな時間に家まで送って頂いて本当にありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。

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