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ペットとの共存
2011-03-28 Mon 10:52
大震災から早2週間が過ぎました。震災の翌日、被害者がどれくらいだろうと話題になりました。不謹慎覚悟で「阪神淡路の倍か、あるいはそれ以上」と言いましたが、すでにそれに近い数字を示しています。
しかし、この数字にペットの数は含まれていません。
今回の被災でもペットも人間同様に被災しています。逆にペットを抱えて飛び出て助かったケースもあります。家族も同様のペットなら離れて暮らすのは苦痛でしょう。これまで一緒に暮らしていたペットも極限状態で飼い主から離れて暮らすのは多大な不安を感じるに相違ありません。
こうしたペットへの対応は避難所によって様々です。
ペット可の避難所。
ペット隔離の避難所。
ペット不可の避難所。
ペットに対する人々の反応も様々です。アレルギーや恐怖症によるストレスを感じる人。震災や余震によってペットもストレスを感じていて夜鳴きやケンカなどの行動によりストレスを感じる人など。
一方でペットによってコミュニケーションが生まれるだとか、癒しになってストレスが軽減されるなどのプラス面もあります。ハッキリ言ってどっちが出てくるのかは避難所次第でわかりません。
ペットの問題は新潟中越地震以降から注目されるようになりました。
ペットと言っても一概に犬、猫だけでなく鳥や魚類、爬虫類など多岐にわたるため中々単純ではありません。
しかし、避難所に動物を連れて行くのを躊躇って車内生活をしたために「エコノミークラス症候群」で亡くなった方がいたことは事実です。

東北地方太平洋沖地震 被災地応援ボード
http://ndn2001.com/ndn/animal-support/index.html

一部では、震災直後から『愛玩動物同伴避難所、愛玩動物同伴避難住宅の確保と増加』を求める署名活動が始まっています。
この活動は千葉の『ナチュラルドッグスタイル』が行っているものです。

【 趣 旨 】

私達は、災害時における愛玩動物とその飼養管理者(飼い主家族)の双方における、精神的安定を維持するための条例制定を目標とし、避難所及び仮設住宅での共同生活を確保することを要望します。

1.避難所について
愛玩動物同伴可能の避難所を、全避難所のうちの25パーセント確保することを要望します。
もしくは、1避難所の中に、愛玩動物同伴可能のエリアを25パーセント確保することを要望します。

2.仮設住宅について
愛玩動物同伴入居可能の仮設住宅を、全仮設住宅のうち、25パーセント確保することを要望します。

3.災害時の愛玩動物への給餌・給水災害時、愛玩動物に対して最低限の給餌・給水をすることを要望します。

4.災害時の愛玩動物の健康維持について
A.飼い主家族からの要望があった場合、獣医師へ協力を要請することを要望します。
B.災害によって飼い主が分からない愛玩動物については、保護施設にて一時預かり及び、必要により健康診断・治療等の措置を取り、その愛玩動物の写真を印刷物やホームページにて掲載し、預かりを公示することを要望します。

署名用紙ダウンロード

この団体は新潟での震災でも署名運動と募金活動を行っています。署名は4月末まで行われ環境省へ提出される予定になっています。
すでに獣医師や動物愛護団体を中心とした支援活動が行われています。こういう活動はニュースのメインではないため余程興味のある人以外あまり知られない事実だと思われます。
この大分でも署名活動が行われています。
我が家も猫を飼っていますから他人事ではありません。共存ということと共に「ペット被災の準備」について考えてみませんか。



より大きな地図で 【東北太平洋沖地震 迷子ペット探しマップ】 を表示

Googleマップではこのような情報の提供も行われています。

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ないと焦るという心理
2011-03-25 Fri 18:12
驚いた。
何がって、スーパーの飲料水コーナーからきれいサッパリ、ペットボトルの水がなくなってるからだ。
今日、偶然トライアルでくろちゃんと会って「売り場には一昨日から水はないよ」と言って売り場に行ったら水の場所は他の商品で埋められていた。(パニック防止の為と思われる)
ココは福島県からはるか遠く離れた大分県だぞ。
実は仕事柄、最近の関東へ電池や米、そして今は水の荷物が急増していることを感じている。
因みに今週の初めでは、東京への荷物は最悪1ヶ月遅れる可能性があるということだった。普通なら東京は中1日の3日で到着。計画停電や収まらない余震で相当に混乱している。
正式に一昨日だったか、東京へは予定到着日プラス2?3日で到着すると連絡があったが、水の荷物ラッシュで恐らく水泡に帰したのではないかと思われる。
それくらいトラフィックに負荷が掛かるのは想像できよう。

水の安全 混乱に学び行動に生かせ
産経新聞2011/03/25 07:36

東京都水道局の金町浄水場で、1歳未満の乳児の暫定飲用基準値を上回る放射性物質が水道水から検出され、東京都は乳児の水道水飲用を控えるよう求めた。
 コンビニやスーパーではペットボトルの飲料水を大量に買いに走る人が押し寄せ、たちまち品切れになっている。母親が赤ちゃんのミルク用に買おうとしても買えない状態である。
 原子力の専門的な知識にうとい多くの人にとって、目に見えず、においもしない放射性物質に対する不安は強い。ベクレルやシーベルトといった馴染(なじ)みの薄い単位の説明が続けばなおさらだ。
 日常生活に欠かせない水道水に、基準を超える放射性物質が含まれていると聞けば当然、不安になる。取りあえずペットボトルを買いに走るような行動も一概に非難はできないが、妥当な行動かどうかは考えてみる必要がある。
 検出された放射性ヨウ素は1キロ当たり210ベクレルで、乳児の基準100ベクレルよりは高いが、乳児以外の基準300ベクレルは下回っている。乳児以外にはまったく心配はない。大人が自分用にペットボトルを買い込み、乳児を抱える家庭が手に入れられないのでは、安全情報も逆効果になってしまう。
 また、乳児の基準値も1年間毎日、飲んでも健康被害が出ないレベルよりさらに低く、短期間の飲用で健康リスクが高まるわけではない。放射性ヨウ素は8日で半減することも知られている。
 都の発表が「代替となる飲料水がない場合には飲用しても差しつかえない」といった説明を付け加えているのもこのためだ。不安を解消するためにペットボトルの水を配布するような措置も応急的には必要だっただろう。
 ただし、それは危険性について落ち着いて考えられる状態を取り戻すための措置である。
 一方で福島第1原発の状態が沈静化するまでは食品や水の放射性物質の計測を続け、検出した数値とその意味合いを継続的に発表していくことも行政の使命だ。
 新しい事態に遭遇して、市民の間に一定の不安や混乱が生じることは避けがたい。
 現在のように社会が大きな危機に直面している時期にはむしろ、個人も、国や自治体も、こうした経験を次の行動に生かし、不必要な混乱の長期化を防ぐことが大切である。

そもそも日本が設定している放射性ヨウ素(I-131)の規定量はどの程度人の健康に影響を与えるのか知る必要がある。
WHO(世界保健機関)が3月22日に発表した東日本大震災に関する報告書「Japan earthquake and tsunami Situation Report No. 13(SITREP NO 13)」によるとヨウ素は3000ベクレル、乳児(1歳未満)は1000ベクレルとしている。(13ページ参照)
日本の基準は世界基準より10倍厳しい数値だとわかる。飲料水は他の食品に比較すると摂取量が多くなる傾向なので基準が厳しくなるが、少し厳し過ぎるきらいがある。
しかもこの基準を多少オーバーしても1年間飲み続けたとしても健康への影響はないという。


それと私たちは普通に生活していれば自然に放射線を浴びている。
原発からじゃないよ。原発からの放射線量は平時なら0に等しい。
自然界にも放射線を出すものがあるってこともあるが、一番大きいのは太陽だろう。何しろ太陽は核融合の塊だから。大気がなければ放射線での被曝はもの凄い量、の以前に生物が住めないか(笑)
オゾンホールの問題は太陽からの放射線が増大するのがあった。
そういうことから太陽からの被曝量は地域差がある。ブラジルなんかは日本より遥かに多い。
また飛行機をよく利用する人も被曝量が増える。X線検査やCTスキャンでも被爆する。年間被曝量にかなり個人差があると思っていいだろう。
今回の東京金町浄水場で検出された210bq/kgという数値は大きさに驚くかも知れないが、人間自身も放射線を出していてその数値は6000?7000ベクレルと比べ物にならない。こっちの方が驚きじゃないだろうか。
逆に健康のためと称して飲むラジウム温泉水なんか10万ベクレルくらいだという。それでもそれが原因で癌になったとかは聞かないし、むしろ健康になった話の方が多いように思う。
ヨウ素131の半減期は8日と短い。仮に体内に取り込まれてもほとんどが代謝によって短期間に体外へ排出される。一方、セシウム137は30年と半減期が長いがこちらも体外へ排出される。
チェルノブイリの時は10%程度の甲状腺癌が発生しているが原因はヨウ素だと言われている。多いように思われるが、当時のソ連は物流が良くなく「ヨウ素剤」が行き渡らなかった。今回の日本のケースでは条件が違い、そういう状況にはならないだろうと思われる。セシウムは筋肉に蓄積されるが筋肉腫のような症例は1例も確認されていない。
ともかく確認できているのは甲状腺癌とヨウ素131の因果関係だけで他については不明である。
ピークの数値ばかり見出しにするものだから不安になってパニックになる。ヨウ素が半減期が短いためすぐに問題にならない数値になる、とそちらを優先して発表されればもう少し落ち着くのではないだろうか。
今日、福島原発周辺30キロ圏やさらにその外も含めて一部のところでは、放射性ヨウ素により、住民が甲状腺に100ミリシーベルトを超える被曝(ひばく)をするおそれがあるという、SPEEDIの試算発表があった。
しかしなぁ。
12日間屋外にいた場合って現実味のないシュミレーションどうよ。
放射線以外の原因でもっと先に死ぬね(笑)

参考資料

緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の試算について
育児用コナミルクを“ミネラルウォータ”で調乳するのは止めてください
文部科学省「上水(蛇口水)、定時降下物のモニタリング」
東京都「水道水の放射能測定結果について(第17報)」
WHO Japan earthquake and tsunami Situation Report No. 13(SITREP NO 13)
IAEA Safety Standard
文部化科学省「日常生活と放射線」
Wikipedia被曝

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被災地を襲う第二の災害
2011-03-24 Thu 15:49
本日はもうひとつ。

もう繰言になるので詳細は書かない。何度もこのブログで繰り返しているから。
Wikiの記事にリンクしたので読んでちょーだい。
記事からのリンクも読んだ方が良いと思う。

第二の災害


今回の震災でもうちょっと違う側面を見ている部分があるが、それは別の機会で。

<追記>

地獄への道は善意で舗装されている


有用と思われるので追加リンク
これには少し補足が必要かも知れない。
ネットを徘徊してみたら曲解しているものが結構あったからだ。
意味はリンク先を読めば理解できると思うが、善意の心算で行ったことで結果的には相手に苦しみを与えることがあるという意味で良いだろう。じゃあ「善意でしたことは全て悲劇を生むのか」と曲解するのは違うと思う。更に「善意は信用できない」とまで曲解すると倒錯している。
「妙薬口に苦し」も「良い薬とは必ずしも口当たりの良いものではない」と解釈するのが筋。「苦い薬は良い薬」は順番が入れ替わっただけのようで全く意味が違ってしまう。
行動の根底には悪意よりは善意が元になっている方が良いと思うのだ。
これが一番適格だな、と思ったのが「善意に知性がプラスされれば鬼に金棒だ」というもの。

2manji | raurublock さんのインタビュー

私は、『悪人は頭を使うけど、善意の人はあまり物を考えない』という点に問題があると見てる。悪人は悪事がバレないようにとかズル賢く頭を使って先のことまで考える。ところが善意の人は、「私のやることは善いことなんだから良い結果を生んで当然だ」と無邪気に信じ込んで、あまり先のことを考えずにコトを進めてしまう傾向が強い。ヨーロッパだとこういう諺があるぐらいだからそういう人って多いんだけど、日本でも負けず劣らず多い。でもね、悪いのは善意そのものじゃない。悪いのは『頭を使わないこと』の方なんだ。善意に知性がプラスされれば鬼に金棒だ。どうすれば善意で天国への道を作ることができるのか。それをみんなで考えてみないか。

こう括っている。ナルホドと思った。
悪事には大概、良心のブレーキが多少でも掛かる。だが「私のしていることは良いことだから」と信じ込んでいる人にはブレーキがない。していることへの疑いもないので振り返ることもない。こういうことだな。
いい事と思っても「結果的にどうなるのか考える作業」ができる人は知性が伴っているのか。

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善意とは何か
2011-03-24 Thu 14:50
非常に難しい問題である。
議論すれば十人十色それぞれの意見もあるだろうし、永遠に終わりのない議論なのかも知れない。
だが自分なりの考え方を整理してみたい。

今回のような大災害が起こると多くの人は困っている人に手を差し伸べたい、という気持ちになるだろう。それは人としての優しさであり素晴らしいと思う。ただ、こういう何かをする(行動)の根底に何があるかを分析しなければならない。
こういう状況を見た人々は非常に感情的になりがちである。それによってバイアスがかかり建設的発想が希薄になり、結果的には感情の空気抜き装置に変化してしまう可能性を指摘しなければならない。
即ち自己感情の補完によって完全な「自己満足」に陥ることがあり得る。それは結果的にそうなることも含めてだ。

脊髄反射的に行動する前に、自分を客観的に捉えて判断することが必要なのだ。

聖書には「して欲しいことを他人に為せ」というのがあり、論語には「それ恕か、己の欲せざる所人に施す勿れ」というのがある。両者は全く逆のスタンスだが言っている事は同じだ。
論語の下りは、弟子の中で最も優れた子貢との会話を平易に著したものである。この会話には前段がある。
「おのれに克ちて、礼に従う、これ仁となす」
孔子は自己を抑えて、ルールに従えばこれが円満になるのだ、と説いている。そこで子貢は「一言にしてもって終身これを行なうべきものありや」と訊ね、先程の「それ恕か?」につながる。「恕」とは許す、あるいは「思いやる」という意味である。
孔子は常に「仁」を徳として説いた。仁とは「一切を包容する分け隔てのない心」である。恕と意味合いが似ているが根底にあるのは「仁」であるとした。仁によって是も非も受け止めることができる、というのであるが、では全て丸呑みにするのか、というのでもない。非は受け入れるだけでなく是へ向かわせなくてはならない。「過ぎた過ちは仕方がないから許す」少なくともこういう意味ではない。

「善意」とはそれによって何でも許される免罪符ではない、と以前に書いた。
例えばくたびれた古着を送るのは正しいだろうか。好みというニーズには応えられないかも知れないが、新品を送るのは常識というものだ。苦しい状況の人に中古品を与えるのは「着る物がないよりあった方が良いだろう」という安易な考え方だ。送られた人にしてみれば「ボロでも着とけ、そういう意味か」と怒りを買うかも知れない。今の生きるか死ぬかの瀬戸際でこちらの意図を深く読み取るような余裕はないだろう。

善意とは思いやりの精神であろう。しかもそれは「自分の立場」ではなく「相手の立場」に立脚していなければ単なる迷惑な「お節介」である。
自分が「何かできることはないか」から「してやる」になる優越性も持ってはいけない。それは差別の精神だと言わねばならない。被災者と非被災者とカテゴライズが好きな日本人は言いそうだが、両者に別けることで見えない溝を作ることになりかねない。立場は常にフラットでなくてはならない。
また「何かすること」が最終目的であってはならない。況して虚偽を行うなど言語道断である。
目的は何なのか。
それは被災した方々への優しい心から発露した「支援」を「相手の立場で考え」支えることである。
そういう自己感情の発散先に変容させては決してならないのである。これまでに様々なケースでこれに近いものが見受けられた。つまり「支援」という名目で何か行動し「達成感」に浸っているだけの「偽善」というものだ。
辛辣に言う。
「支援行動を起こした自分に酔っている」己への自己愛(=エゴ)の発見である。

孔子曰く、『君子はまず徳を慎む、徳あればこれ人有り、人有ればこれ土あり、土有ればこれ財あり、財有ればこれ用あり、徳は本也、利は末也』と

常に心掛けなくてはならないのは痛烈な「自己批判」である。
善意に利があったならそれは「末」也。

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山形からのメッセージ
2011-03-21 Mon 13:22
山形の友人、こ~んずさんから先日お電話を頂きました。

こ~んずさんのブログ

クルマ繋がりの方なので興味のない人にはチンプンカンプンな話題が多いですが、興味のある人には大変楽しめるブログです。
さて、この時期に何と不謹慎な記事を書いているのか、とのお叱りを頂くのかと思ったら、全く逆でした。
何故、被災経験者や被災地の人間でなく関係ない南の地にいる僕が、被災直後からあのような真っ当なことを冷静に記事にできたのか、というものです。そしてこのまま声を上げ続けろ、という指令でした。
彼もブログ上でモノのない状態とトラブルについて啓発しています。
ご存知のように山形県などは被災した、といっても宮城や岩手のような津波の影響を受けなかったので、ライフラインも早く復旧し一見何でもないように見えます。
しかし、物流が停止したことはかわりません。特に燃料は致命的で、灯油がなくなれば暖房が使えず、家の中でさえも夜間は0℃になってしまいます。これは各家庭が避難場所と同じ条件になることを意味しています。
燃料は東北に優先して供給できるようタンクローリーを増やす、関東の製油所の復旧を急ぐなどの手当てで希望の光が見えます。しかし彼は「被害の大きかった宮城、岩手、福島が優先されるので被害の少なかった地域はまだ先」だと言います。あまりに東北6県の中で山形、秋田、青森の情報が報道されずどういう状況か見えていないんじゃないか、というものでした。
燃料は今週にも供給が開始される模様です。ただ一般への販売はまだ制限があるかも知れません。
ただ彼の意見では、幸いこの地方は農業や酪農が盛んな地域なので食うには工夫すれば何とかなる。幸いライフラインも生きているから調理もできる。問題はモノがない焦りから冷静な判断ができず買占めが起こったり無意味な行動をする人間がいることだと。むしろそういう事象が一時的なもの、と冷静に判断する客観性が必要だ、食べ物はあるのだから地域でシェアするシステムを構築すればいい。分け合えば何とかなるんだと。

「落ち着きなさいってね。外国じゃ内戦をやめて日本を支援するって国もあるのにさ、国内が足並み揃わなくてどうすんの、って思うわけよ」

「家は倒壊してないから被害が見えないけど、もう家も会社も中はグチャグチャなんだよね。だからいつ普通の生活に戻れるんだか見当もつかない」

「マスコミってのはさぁ、結局劇場を流したがる。だから派手さのない俺らみたいな県は取り上げられないんだよね。見捨てられてるに近い」

電話で彼はこんな話をしました。他にもあったのですが全部は紹介し切れません。
意見が一致しているのは「感情論じゃなく客観論で考えることだ」ということでした。ただ、そういう考えに至るには普段の備えがないと無理だとも言えます。
阪神淡路大震災からの教訓は今回の大震災に全て役立つわけではありません。しかし、知っておくことで基本的な判断はできるでしょう。
これはいい機会だと思います。災害への対処。被災後どのように生き抜くか。
準備しておくしかないと思います。
明日は我が身、と捉えて今の気持ちを継続することが大事だと思います。

彼はブログに海外メディアの東北太平洋沖大地震特集ページへリンクしています。日本では報道されていないものがかなり報道されています。彼は日本のメディアがオブラートに包んで報道している意味は理解できるが、真実は見せなくちゃならない、と言うのです。

bp20.jpg


この画像は彼がリンクした中の一葉です。
安全な場所に居てエンタメ化した報道を見るのはどうも違和感があります。
確実にそこでは多くの人が亡くなりました。数を見てわかるのですが、悲しいことにその場を見ないことには人間というものは理解できない生き物です。
彼は「都合の悪い現実から目を背けるな」と言いたいのだと思います。
被災した側から「がんばれ」と励まされ、気分的には複雑ですがこれも支援になっているのでしょう。

New York Timesの特集ページです。

ペットと一緒に助かってホッとするシーンもありますが、逆に死体が写っているものもありますから、その辺は考慮の上ご覧ください。

Alfa Romeo164O.C.のメンバー板じゃ全く触れられてないけど、震災直後にメンバーからメールが一杯入ってた。Kenoさんなんかその後『何でもするから言って』てメールくれて、仲間ってありがたいな、って思った」

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自戒
2011-03-19 Sat 16:48
Happy☆Happy Lifeさんの記事でご紹介されていた内容に感銘を受け、僕も転載しようと思った。
果たしてそれが正しいのかわからない。
これを書いたブログ主さんは3月23日にこのブログそのものを削除するそうだ。個人的にはこれほど的確なテキストはないと感じ、ブログ閉鎖が残念でならない。
今なら読めるので是非、コメントも合わせて読んでみては如何だろう。

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以下、記事引用
March 14, 2011
被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ?僕の浅はかな経験談?

阪神大震災が起きたとき、僕は高校3年生で、しかもセンター試験の翌日だった。
遠くから沢山のトラックが走ってくるような、不気味な音が夢うつつに聞こえ、気がつくと家全体が揺れていた。父親にたたき起こされて玄関を開け、ガスを閉めてTVをつけると、阪神高速が崩壊していた。家が揺れた恐怖と、テレビの実感の無さと、街中の静けさが記憶に残っている。
その日は登校してセンター試験の自己採点を行い、二次試験のための面談をしなければならなかった。僕は迷ったが、結局自転車で出発した。大阪城の堀から水が溢れ出していた。
学校に着くと全てがいつもどおりで、来ていない生徒もいたが、先生は特に何も言わなかった。粛々と自己採点し、粛々と面談が行われた。僕達の仲間で三宮と西宮に住んでいる友人がいたのだが、さすがに登校はしていなかった。昼休みに仲間3人で、二次試験が終わったらボランティアに行こうと話をしていた。
下校時刻になって、担任の物理教師がおもむろに話しだした。
「今回の震災で我校の教師や生徒も被災者となり、登校できない人がいます。センター試験が終わり、受験生としての役目を終えた人もいると思います。あなた方の中には、正義感や義侠心に駆られて現地に乗り込む人もいるでしょう。それは間違ったことではありませんが、正直に言えば、あなた方が役に立つことはありません。それでも何かの役に立ちたいという人は、これから言う事をよく聞いてください。
まず食料は持って行き、無くなったら帰ってくること。被災地の食料に手を出してはいけません。
寝袋・テントを持っていくこと。乾いた床は被災者のものです。あなたがたが寝てはいけません。
作業員として登録したら、仕事の内容がどうであれ拒否してはいけません。集団作業において途中離脱ほど邪魔なものはないからです。
以上の事が守れるのであれば、君たちはなんの技術もありませんが、若く、優秀で力があります。少しでも役に立つことがあるかもしれない。
ただ私としては、今は現地に行かず受験に集中し、大学で専門的な知識や技術を身につけて、10年後20年後の災害を防ぐ人材になって欲しいと思っています。」
言葉の端々は忘れてしまったが、教師が言いたかったことは今でもはっきり憶えている。
結局僕たちは、物理教師の言ったとおり、なんの役にも立たなかった。
配給のパンを配って回ったり、お年寄りの移動に付き添ったり、避難所の周りを掃除したり、雑用をさせてもらったが、持っていった食料は5日で尽きた。風呂には入らなかったが、寝るところは防犯上困ると言われて避難所の中で寝た。生活のインフラ整備や瓦礫除去作業は、消防や自衛隊があ然とするくらい力強く、迅速に問題を解決していった。僕達の存在は宙に浮き、遊び半分で来たボランティアごっこのガキ扱いをされていた。実際手ぶらで現地に入って、汚い仕事を嫌がるような若者はたくさんいたし、そういうグループと僕達が、能力的に大きな差があったかというと、とてもそうとは言えなかった。
僕達が現地で強く学んだことは、「何かして欲しい人」がいて「何かしてあげたい人」がいても、事態は何も前進しないということだった。人が動くためには、「人を動かす人」が必ず必要になる。社会人なら常識として知っている事さえ、僕たちは知らなかった。
僕達は現実に打ちひしがれて現地を離れ、浪人を経て京都の大学生になった。そして被災地への情熱も無くなっていった。結果的に僕達の正義感は、ハリボテだったのだ。正直に告白し、反省する。僕たちは、神戸への気持ちを、たった一年間も持続させる事さえできなかった。
今回の震災で、被災した人の役に立ちたい、被災地のために何かをしたい、と感じている若い人達がたくさんいると思う。でも慌てないで欲しい。今、あなた方が現地で出来ることは、何一つ無い。現地に存在すること自体が邪魔なのだ。今は、募金と献血くらいしか無いだろう。それでも立派な貢献だ。胸を張って活動して欲しい。
そして、是非その気持を、一年間、持ち続けて欲しい。もしも一年経って、あなたにまだその情熱が残っているなら、活躍できるチャンスが見えてくるはずだ。仮設住宅でのケアや被災者の心の病、生活の手助けなど、震災直後よりも深刻な問題がたくさん出てくる。そういった問題を解決するために、NPOなどが立ち上がるだろう。その時に初めて、被災地は「何も出来ないけど何かの役に立ちたいと思っている、心優しいあなた」を必要とするのだ。もしかするとそれが、あなたの一生を変える大きなきっかけになるかもしれない。
結局僕は紆余曲折を経てGISの技術者になり、専門分野は違っても、多少なりとも防災の分野に寄与できる立場に辿り着いた。あの頃よりも、少しは人の役に立てるようになったんじゃないかなと考えている。
2011/3/15 追記
沢山の反響ありがとうございました。同じような経験をされた方もたくさんおられたようで、あの時感じた孤独感が今頃癒されております。
僕は上記のエントリーで一年は待ってみようと書きましたが、そんなに待たなくてもいいようです。すでにNGOなどの支援団体が、ボランティア受け入れに向けて動き出しているみたいですね。もちろん募集など具体的に動き出すのはまだ先になるでしょうが。
時間と体と情熱のある人は、そういった「人を動かす人」としっかり協力して、自分の能力を最大限に発揮して欲しいです。もちろん1年、2年、5年、10年スパンで細く長く復興を援助する気持ちもとても大切だと思います。

2011/3/17 追記
東日本大震災:ボランティアの情報共有へ組織…40団体

災害ボランティア情報まとめ

2011/3/18 追記
このエントリーおよびブログは3/23日で削除することにしました。
内容の誤解により今後のボランテイア活動を阻害する恐れが出てきたからです。
詳細は3/17のコメント欄を御覧ください。

引用終わり
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体験を通して語る言葉の重さ。そして的確な指摘はその通りだと思った。

かつて被災について調査していたとき色んな情報を読んでいく内に「何と無知なのだろう」と自分の知らなさ過ぎる現実を恥じた。もしこれらの知識がないまま悲惨な被災地の状況を見たら、間違ったことを考えた挙句に彼と同じ事をしてしまっていたかも知れない。
正直、転載というのはあまりすべきではないと考えているのだが、このテキストは多くの人が読んで考える機会になれば、とあえて拡散させようと思った。

Chodo’s posterous


もし良ければこちらのブログも一読していただくと良いと思う。

Imamura takeshi’s neXt Design Labo


現在、西宮市の市議会議員 今村岳司氏のブログだが、阪神淡路大震災の被災者の立場から意見を書いておられる。
これを読むとなぜ僕がココのトコロ、厳しい表現を使って記事を書いていたのか少しはご理解いただけると思う。
これらの記事は、当時自分自身が感じた思いでもあるし、自分への戒めでもある。

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ボトルネック
2011-03-18 Fri 22:22
大分県でも公式に物資の受付が始まった。

救援物資の種類と受入場所

私たちは色んなことを鑑みて物資支援はしないことにしたが、それは物資支援がダメだとか思っているからではない。物資が不足していることは事実だし、それをメールでも訴えているのは認識している。
もしできる方は是非やって頂きたい活動だと思う。
但し、わざわざ買って、というなら少し考えて欲しい。
今、店頭では在庫切れのものがこの大分でも出てきている。その代表は乾電池なのだが、そういう状況というのはどうだろうか?
加えて関東の計画停電に備えて送るというのもココのところ目立ってきている。果たして数時間程度の停電にそこまでする必要はあるのだろうか。

本来、物資支援とは家の中に今送れる物資があれば、というのが基本だと思う。
ここで提案だが各家庭でのそのような在庫は少ないかも知れない。だが住んでいる地区ごとに取りまとめて県に持ち込む、というのはどうだろう。地区によってはかなりの纏まった数にはならないだろうか。
しかも普段お付き合いの少ないご近所さんとのコミュニケーションの機会にもなるのではないかと思う。
どうもネットに偏ったコミュニティーで何かしようという傾向が強いようだが、近所のつながりがこのような災害では重要になるのではないだろうか。

さて、現地では物資が不足していることは報道はもとより、個人的なメールやツイッターでも散見できる。ある被災地では全く毛布が足らず7人に1枚という悲惨な状況も目にした。だから国の対応はダメだというような即断はするべきではないと思う。
物資が不足していることは事実だが、全てがそこと同じ状況だとは断言できない。
そこでは不足しているんだな、という客観的判断だけができるに過ぎない。

現在、やっと主要な道路が復旧したところで、これまで十分な輸送経路が確保されていたとは言い難いからだ。震災の直後は日常の物流とは全く異なる条件で輸送している。
また孤立してしまった避難所には車両が近付けないので人の手によって運ばれている。
即ち、避難所によって物資供給にバラツキがあるのが現実だと思う。
それだけでなく燃料も不足している。物資を輸送するには燃料が必要だが、それが供給できていないので圧倒的に不足している。

考えてみれば当たり前のことなのだが、モノがあっても運べないのではどうしようもないのだ。
最初から「段階」だとか「手順」と言っていたのはこのことを指している。これらの復旧がなされて初めて物資は準備すれば問題のないもので慌てる必要などないのだ。
被災直後、一番必要だったのは燃料と水、そして体温確保の為の毛布だっただろう。その後になって食料、オムツなどという順だったと思われる。
何より命にかかわるのは水。こればっかりは給水車には敵わないだろう。

さて、もうひとつの提案は西への非難である。
「疎開」というのが近いのかも知れない。現地は先程も述べたように物資が不足している。そこで一部で高速バスなどが復旧したそうなので関東以西の身を寄せる場所に一時退避するのは賢明ではないかと思う。物資が不足(程度はあるにせよ)しているので分母を減らそうというのである。非難して環境が良くなれば現地での避難生活とは格段に状態が良いのではないだろうか。
福島の原子力発電所周辺は特に「疎開」を強く勧めたい。
これは最悪のシナリオを考えてのことだ。
震災(むしろ津波と言った方が適切か)の直後、原発の非常電源が落ちた。つまり現状では中央制御室は機能しておらず、計器や測定器での正確な状況把握はできていないと見てよい。どのような状況か想像するしかないのである。現在も最悪の事態を避けるべく、現場では正に命懸けの作業が繰り返されている。
だが客観的なものの見方とはそれによって安心だ、とすることではないと思う。
これは強調しておきたいが、発電所の半径30kmエリアの放射線レベルは確かに上がっているが、政府の出した避難指示は適切だと言えよう。それより外のエリアではすぐに健康への影響が出るようなレベルではない。
しかし、最悪の状態になり「その事態になった場合」どうなるか想定して準備しておくことも重要だと思うのだ。

時事通信  2011年3月18日(金)8時41分配信 80キロ圏退避勧告を疑問視=米原発業界―WSJ紙

問題は屋内待機になっている30kmエリアだが、このエリアだけで16万3000人に上る。

福島放送 2011年03月16日 09時44分配信 30キロ屋内退避は約13万6000人

当初の避難者数が1万人弱だったことを考えると遥かにそれを凌駕している。これだけの人間がもし避難しなければならないとして一斉に速やかに避難することは困難だと言わねばならない。
従い時間的にも余裕のあるうちに順次避難しておくのは決して無駄ではないと思う。もし最悪の事態を免れたら戻ってくればよいだけだ。その行為は非難されることではないと思う。
要はインフラのボトルネックという部分に思考が及ばないのではどうしようもないということなのだ。

このようなスキームもアリだと思うが如何だろう。

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この度の震災につきまして
2011-03-17 Thu 13:55
改めまして3月11日14時46分に発生した『東北太平洋沖地震』により被災された方々にお見舞い申し上げると共に亡くなった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

この度の震災により*clear*として今後どのようなサポートをしていくか方針を考えて参りました。
大きく別ければ物的支援と金銭的支援に分類できると思われます。*clear*は後者の金銭的支援を選択することにしました。
  1. 震災直後からの売上金から10%を義援金とする
  2. 期間は当面の間とし期間を定めないものとする
  3. 募金は赤十字社を通して募金する
  4. 売上金以外でも募金できる場合は募金する

このような方針で支援していく所存です。
物的支援を行わないのは、現状在庫で送れるようなものが我が家には少ないこともありますが、そのために物資を新たに購入することは幾つかの懸念が考えられるからです。
  1. そのことによって本来必要な我々の物資が不足する可能性が否定できない
  2. 用意した物資が後の状況変化に柔軟な対応ができるか不明
  3. 企業への要請で用意される方が効率的

このような観点から我々が行うには十分な対応ができるとは考え難く、避けることにしました。企業各社が流通在庫は十分保有していることを明らかにしています。従い全国から集まった義援金を計画的に配分して各社に直接物資を支出していただく方が結果的に良いと考えております。

売上げの10%という数字は一見小さいようですが、決算書並びに貸借対照表から判断して月間決算での限度と判断しました。もうひとつは被災された方が心配や引け目を感じるような極端なことはしたくないということからです。私たちの生活に支障を来たすようなことは被災者も望んでいないはずです。
従い、毎月月末締めで算出した募金を振り込み、小額であっても長期で回数多くを目指します。
物的にも経済的にも復興を視野に入れた場合、資金は何よりも必要です。その期間は非常に長いのでして、今後その様子を見ながら支援して行こうと思います。
また今回募金した金銭に関して使途目的が『東北太平洋沖地震』以外の災害に使われても依存はなく有効に活かされれば良いと思っています。何故ならば、今後もどういう災害が発生するかわかなく現在も支援を必要とする方々は他にもいるからです。繰り返しになりますが『継続』が肝要だという見地からの支援を行いたいと思っております。

このようなことを公言する必要はないかとも思いましたが、私たちの姿勢を明らかにすると共に襟を正す意味も含めて記事と致しました。

最後になりますが、この震災について最近の記事やコメントには多少行き過ぎな表現が見受けられたことに対してお詫び申し上げます。不快に思われた方もおられるかも知れません。
しかしこれだけは知っておいて欲しいのです。
これは私の「意見」であり「危機感」が厳しい表現で書かせた原因なのだと。物書きではないのでいい文章ではないかも知れませんが、根底にあるものを行間から読み取って頂きたいと切望致します。
また情報発信者として記事の削除と改変は一切致しません。それは一旦世に情報を放った者としての責任だと思うからです。
もし、するのだとすれば用法の間違いや誤字脱字の修正に止め、記事内への注記と追記を行う場合はその部分を明らかにした上で行うことくらいです。
今後も情報発信に勤めて参りますが、その際には裏付けを取り常に公平な目でデータを分析して執筆する心算です。

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友人たちの声
2011-03-16 Wed 15:52
厳しい意見を書いているこんな*clear*にも被災地の友人がいます(笑)
地震が発生したあと、やはり一番脳裏に浮かんだのは彼等の安否です。お陰さまで彼等は全員無事でした。

津波の直接被害はなかった山形には2人の友人がいます。
山形でも福島との県境に近いエリアで、地震規模が大きかっただけに安否が心配でしたが、地震の直後から一切電話が繋がらない状態が続き深夜になっても回復しませんでした。
翌日になってブログに携帯から「無事です」と短い記事がアップされ「とりあえず無事」と安心しました。
その後、山形県は比較的早く電気が復旧し詳しい状況をブログでアップされるようになり、直接メールで生活の状況などをご報告くださいました。

家屋倒壊も極少数でけが人はいましたが幸い死者はいなかったそうです。

ブログから引用

昨日の15:00少し前、多少の揺れを感じて『また地震だ』なんて思っていたんだけど、なかなか揺れが収まらないなぁなんて軽く考えていたらそのうち段々と揺れが激しくなり始め、これはただ事ではないと思う暇もなく私が経験した事のない激しい地震になっていました。
揺れが激しくなってすぐ停電、落ちまくる家の中の物や、嘘みたいに床を動き回るダイニングテーブルを見ながら、これ以上揺れたらマジで死ぬかもしれないと思いました。
その後は一旦収まったような感じでしたが波状攻撃のように大きな揺れが何回もきます。


地震はもの凄い揺れでメールに「覚悟した」と書いてますから、死の恐怖を感じたに違いありません。
ライフラインの復旧は比較的早かったものの、物流がマヒしている為、どこも品薄(特に食料品)
燃料も供給がストップしているので燃料がなくなるとお手上げだと言っています。ただそういう状況であるにも関わらず食料や燃料の買占めは行われず、彼も当座の分だけ買い求めたそうです。

最後にメールで「宮城や岩手をTVで見た後で贅沢は言っていられませんからね。現在は被災地の為に何か手伝える事がないか調べている所です。」
そういう状況でも被災者を助けようと考えていた彼等も他人を思いやる人々でした。

もう一人は東京支社に移動になり全国を仕事で飛び回っている方。東北方面にもかなり頻繁に行っているので「もしや」と思いました。
この方は福島で被災されていました。
ちょうど地震発生した頃は福島にあるBOSCHの工場にいたそうです。もの凄い揺れで立っていらず、近くでしゃがんで様子を伺っていたそうですが、近くに冷却用のタンクがあり「もしや崩壊するのでは」と考えたそうです。
これはコンクリート製ですが相当な量の水が蓄えられている為に、決壊すると命はないようなものだったようです。他の技術者も同じように考えて、まだ揺れていたのに申し合わせたように逃げたと話してくれました。
彼とはその日のうちに奇跡的に連絡がつき元気な声を聞くことができました。
仕事にならない為、都内に帰る途中でした。震災直後は情報が入らず何が起きたのかわからなかったのですが、嫌な予感がして福島で当面の食料と水だけ買い込んだそうです。何という勘の強さ。
高速に乗ったまでは良かったのですが、東京への大渋滞の最中に連絡がつきました。

「いつか着くでしょう」といつもと変わらない語調に安心するやら、呆れるやら(笑)

東京はまだマシです。多少の混乱と渋滞は増えるだろうけど宮城や岩手に比べたらカワイイもの、とも。
彼なりの冷静な判断でした。


そして、東京に住んでいる友人は、実家が宮城県の気仙沼市です。彼女とはマイミクなのでmixiにログインしてみると、「ゆうべは新宿都庁に避難。宿泊しました…毛布とダンボール、水とカンパン支給されたけど、先に被災地に届けてくれ!」と12日のつぶやきが。彼女も大変だったみたいだけど、被災地の方が気になってる様子。気持ちはわかるけど、まだ物資は送れない…(泣)また、どうやらまだ実家の安否が分かっていないみたいで、「電話が繋がらない」とつぶやいていました。
私もずっと気になっていたので、「キミの実家が気になってます。大分の地から祈るしかできないけど」と書き込んできました。
そして今朝、彼女からmixiメッセージが彼女から届いていました。
「姐さん、お久しぶりです。コメントありがとうございました。我が家の家族は全員無事です。家屋も奇跡的に損壊なしで無事でした!」とのこと。
ホッとしました。気仙沼なのに、家屋も無事だったとは、まさに「奇跡」ですね。
ただ、彼女のマイミクの中には家が流された同郷の方もいるので、おおっぴらには言えないと。
彼女なりの周りの人への心遣い、心に沁みました。

ここ数日、ネットで色んな情報や意見などを見てきて思ったこと。
被災地の方々(当事者)の方が冷静に物事に対処しているという事実です。極限状態や危機状態に陥った時、意外に人間とは冷静になるのかも知れません。これは日本人の特性なのかも知れませんが、それが世界に驚愕を持って紹介されています。
さて今回の地震で多くの善意の声が上がっています。
しかし、困っている人は東北だけではありません。この九州内でも宮崎県は口蹄疫に引き続き鳥インフルエンザ、新燃岳の噴火と経済的に大打撃を受けており支援を必要としています。大きな被災に目を奪われがちですが、大きな視野で見てみる必要があると思います。
またこの気運を一過性のものとするのではなく継続していくことが必要ではないでしょうか。
恐らく、ライフラインが復旧するだけでも相当な時間が掛かり、街が元の姿に戻るにはまだまだ年月が必要でしょう。その期間において何よりも欲しいものは「お金」です。
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チョット待て
2011-03-15 Tue 12:36
今回もあまり面白いハナシではない。

昨日、被災地に派遣されていた大分DMATが大分に帰ってきた。現地では津波の警報が発令され救援活動もままならず、搬送される被災者が少なく待機状態が続いた為だという。
ある医師は「死亡もしくは軽傷という印象を受けた」と話しているが、裏を返せば生死の明暗がハッキリしているのだろう。何ともいえない気持ちになった。生存率のリミットといわれる72時間も過ぎ、今後まだ犠牲者が増えることを考えると気分も重い。

さて、もうひとつの懸念、福島の原発については不安や心配もあると思われる。
現在必死な安定化作業に取り組み、最悪の事態を回避すべく様々な方々が現場で頑張っておられる。

憂慮すべきは不確かな(あるいは間違った)個人のブログ記事にリンクを貼ってイタズラに不安を煽っている人が一部にいることだ。
お願いだから「原発アレルギー」のイデオロギーを下敷きにした発言は謹んで欲しい。
このようなことはこういう時だからこそ自重して貰えないだろうか。

国や当事者を非難することはいつでもできることだ。
でも今することじゃない。
静観することも時には必要だと思う。

<物資を送りたいって人へ>

気持ちを折ってしまうようで申し訳ないけど、その物資って送って有効に活かせて貰えるものなのかな?
新品だろうか?
必要な物資の情報に沿ったものだろうか?
規格に沿った仕分けと発送方法で梱包した?

被災地に個人で送ったものって被って同じようなものが大量だったり、無計画だったりで最終的にはゴミになってしまうことも多いという。折角送ってくれたので被災地の方も処分するには心が痛むのだそう。
善意は最終的に善意になるよう「キチンとしたカタチ」で送ろうよ。
「善意」の押し付けは向こうでも迷惑なんだからさ。
で、それを始めるのは物資の募集が始まってからで十分間に合う。
現地には全国から物が集まってくるんだから仕分けする仕事も凄い量になる。少しでもそういう負担を減らそうとする気遣いも大事だと思うな。

「自称ボランティア」もチョット待て。
ひとりじゃ寝るところも食べることも賄えない素人は足手惑いになるだけ。アナタが2次災害に遭って被災者数を伸ばしてしまうかも知れない。
今、活動しているのは「自分のことは自分でできる」プロだということを肝に銘じておくべきだ。

何もできない、と嘆くのではなく今をしっかり精一杯生きるのも支援だと思う。
日本経済の火が消えてしまわないように。
節電、節約も大事だけど必要以上のことは経済の低下を招くだけで、いい方向には向かわない。

と、思わない?

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デマ
2011-03-13 Sun 21:13
毎回、大災害のときに出回るデマ。
今回はチェーンメールというカタチで行われている模様だ。

自衛隊員の家族発という体裁で『自衛隊が支援物資を募集』しているというメールが巷で出回っている。そんなバカなハナシを信じる気などサラサラないが、これに惑わされている人がいるらしい。

疑問には思わないだろうか。
何故、本当に自衛隊がそのような募集をするのに『家族』を語らなければならないか。
何故、メディアから呼び掛けず『メール』なのか。

常識で判断するとはそういうことだ。
防衛省のサイトで事前に確認することくらいは容易い。せめてそれくらいしてソースの正確さを確認して欲しいもの。

つまらないことでネットの資産を無駄遣いしないでほしい。

阪神淡路大震災でも新潟中越地震でも無作為に送られる物資は迷惑でしかなかった。
「ゴミになった」との記事を書いているのも見受けられたが、今でもハッキリ記憶している。
洗濯されていない下着や(被災して非難している人々にとって)使えない衣類やら挙句の果てには『ゴミ』そのものが送られて大迷惑したことを。
現場はまだ復旧もしていないし、何より人命救助が先決である。

善意だろうが悪意だろうが、浅はかな行動は人災である。


Author:IKEA
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今、私たちにできること
2011-03-13 Sun 01:42
こんばんは、華音です。
今日はサンリブわさだでのフリマでした。
*clear*の作品をご覧下さった皆様、お買い上げ下さった皆様、ありがとうございました。
そして、出店者の皆様、お疲れさまでした。

さて、今朝の記事でIKEA氏が
「こういう状況だからこそ出店します。苦しい時こそ楽しいことをするべきだと思います」
と書きましたが、私もその考えには賛成です。
「大変なことが起きているから、何でもかんでも自粛する」というのは何か違うと思うんですよね。
こういう時だからこそ、冷静さを失わずにできる限り普通の生活をし、その中で自分に何ができるかを考えて行動に移すべきだと思います。

そして、フリマに出店した私たちにできること。
売上げの中から、いくらかを募金させて頂きたいと思います。
すずめの涙ほどの売上げの中からですので、それこそどれだけお役に立てるか分かりませんが、何もしないよりはマシだと思いますので…。
来月もフリマに参加する心算ですので、その時の売上げからも募金させて頂きます。


他にも募金したいと思われている方の為に、募金情報を纏めたページをリンクいたします。
こちらをクリック →平成23年東北地方太平洋沖地震募金情報まとめ





話は変わりますが、今夜は少しTwitterをウロウロしてました。その中で、「なるほど」と感心することを仰ってる方が何人もいらっしゃいました。以下、『』で囲った部分は抜粋させていただいた文章です。


『被害のなかった人たちは明日からいつも以上にお仕事がんばろう。きちんと生活しよう。学生は勉強頑張ろう。遊ぶ人は全力で遊ぼう。経済被害も莫大だから無事な人たちが元気にごはん食べて、お金稼いで、遊んで、経済を回して日本を元気にしないと。何もできなくてもそれが結果的に被災者を救うと思う』

この言葉には大賛成!これぞ私たち*clear*の二人が言いたかったことなんです。今できることをきちんとやる。仕事も勉強も遊びも全力で。テレビにかじりついて悲惨な状況を見てやきもきしているだけでは何も生まれません。行動しなければ何も変わらないんです。まずは、みんなの意識から変えていけたらいいですね。


『ニッポンの一大事なのは明らか。各テレビ局はトップが早急に話し合い、役割分担とかできないのかな・・・状況をリアルタイムで流す局、募金を集う局、安否に関する局・・・全部のチャンネルが競って惨状をリポートして、何が生れるのか!』

これは私も気がつきませんでした。確かにその通りだと思います。ただ、テレビ局にこれを求めても中々難しいかもしれませんね。日本が半身マヒ状態の今は、本当はこれくらいやって欲しいところですが…。


『何もできないというひとはまずご自身の身を守る準備をしてください。心配祈り激励届いています。それだけでかなり精神的支えです。有難うございます。いまは日本にいる限り安全と言い切れる人はいないと思いますのでまずは万が一に備えてください。準備は、地震が起きていないいましかできないです』

そうですね。日本は元々地震大国。いつ大地震が起きてもおかしくないんです。他人事ではないんです。そこのところを理解している人がどれだけいるのか…。今回被害のなかった私たちも、いつどんなことが起きるかわかりません。災害に備えておく必要があります。
でも、「何もできない」ということはないと思います。何かはできるはず。探せば必ずできることはあります。



そして、余談ですが、他にも色々な情報や「なるほど」という考えが。Twitter侮れないです。


『多分、明日も報道特番でスーパーヒーロータイムはお休みだと思うんだけど。ご家庭で、お子さんがこの件でむずがってたら 頭ごなしに叱らず「ゴーカイジャーもオーズもプリキュアも皆を助けに行ってる」って教えてやってくれませんかね。 子供も「いつも通り」が無いってのは不安だと思うんですよ。』

うちの子も(私もですが)スーパーヒーロータイムは毎週楽しみにしています。この子供の納得のさせ方は素晴らしいですね。夢を壊さないように納得させるのは凄いです。


そして、サッカー好きの私がちょっぴり嬉しかった出来事。

『今日のインテル対ブレシア、長友は日本の地震被害哀悼のため喪章を着けると聞いていた。何気なく試合見始めてたら、なんとインテル選手全員の右袖に喪章が!(ブレシアも!)先制ゴール決めたエトーは長友を指差し抱擁。愛あるよね。思いやりは大事。』

これ読んで、じ?んとしました。長友だけでなくインテルの選手もブレシアの選手も!本当にありがとうございます。思いやりのある皆さんのその心、確かに受け取りました。いち日本人として、感謝致します。



他にもTwitterには色んな情報、そして考えが溢れています。リアルタイムに情報が流れてくるのも有難いですし、深い考えの人もいます。中には本当に考えさせられるものも多く、それらをもっと沢山の人に知ってもらいたいと思いこの記事を書きましたが、あまりにも情報量が多すぎて全てを汲み上げることは不可能です。でも、もしお時間ありましたら少しTwitterを覗いて色んな考えに触れて頂きたいです。


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未曾有の地震
2011-03-12 Sat 07:52

三陸沖を震源とする大地震が発生したことはご承知の通りです。
観測史上最大のM8.8の大地震で阪神淡路大地震の約180倍にあたる規模だと現在言われています。
時が経つにつれ、悲惨な状況が見えてくるのは阪神淡路大地震の時とよく似ています。
震災に遭われた方々にご慰労申し上げると共に、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

さて、これだけの大規模な地震はネット社会始まって以来と言っていいと思います。このような状況で通信が可能なのかは気にかかるところです。
事実、電話回線はこの大分でさえマヒ状態。
正確な情報を正確に判断する、という作業が生き残るには必要だと思います。

ところで今日はサンリブのフリマです。
こういう状況だからこそ出店します。
苦しい時こそ楽しいことをするべきだと思います。
皆様のご来店をお待ちしております。

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