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ボトルネック
2011-03-18 Fri 22:22
大分県でも公式に物資の受付が始まった。

救援物資の種類と受入場所

私たちは色んなことを鑑みて物資支援はしないことにしたが、それは物資支援がダメだとか思っているからではない。物資が不足していることは事実だし、それをメールでも訴えているのは認識している。
もしできる方は是非やって頂きたい活動だと思う。
但し、わざわざ買って、というなら少し考えて欲しい。
今、店頭では在庫切れのものがこの大分でも出てきている。その代表は乾電池なのだが、そういう状況というのはどうだろうか?
加えて関東の計画停電に備えて送るというのもココのところ目立ってきている。果たして数時間程度の停電にそこまでする必要はあるのだろうか。

本来、物資支援とは家の中に今送れる物資があれば、というのが基本だと思う。
ここで提案だが各家庭でのそのような在庫は少ないかも知れない。だが住んでいる地区ごとに取りまとめて県に持ち込む、というのはどうだろう。地区によってはかなりの纏まった数にはならないだろうか。
しかも普段お付き合いの少ないご近所さんとのコミュニケーションの機会にもなるのではないかと思う。
どうもネットに偏ったコミュニティーで何かしようという傾向が強いようだが、近所のつながりがこのような災害では重要になるのではないだろうか。

さて、現地では物資が不足していることは報道はもとより、個人的なメールやツイッターでも散見できる。ある被災地では全く毛布が足らず7人に1枚という悲惨な状況も目にした。だから国の対応はダメだというような即断はするべきではないと思う。
物資が不足していることは事実だが、全てがそこと同じ状況だとは断言できない。
そこでは不足しているんだな、という客観的判断だけができるに過ぎない。

現在、やっと主要な道路が復旧したところで、これまで十分な輸送経路が確保されていたとは言い難いからだ。震災の直後は日常の物流とは全く異なる条件で輸送している。
また孤立してしまった避難所には車両が近付けないので人の手によって運ばれている。
即ち、避難所によって物資供給にバラツキがあるのが現実だと思う。
それだけでなく燃料も不足している。物資を輸送するには燃料が必要だが、それが供給できていないので圧倒的に不足している。

考えてみれば当たり前のことなのだが、モノがあっても運べないのではどうしようもないのだ。
最初から「段階」だとか「手順」と言っていたのはこのことを指している。これらの復旧がなされて初めて物資は準備すれば問題のないもので慌てる必要などないのだ。
被災直後、一番必要だったのは燃料と水、そして体温確保の為の毛布だっただろう。その後になって食料、オムツなどという順だったと思われる。
何より命にかかわるのは水。こればっかりは給水車には敵わないだろう。

さて、もうひとつの提案は西への非難である。
「疎開」というのが近いのかも知れない。現地は先程も述べたように物資が不足している。そこで一部で高速バスなどが復旧したそうなので関東以西の身を寄せる場所に一時退避するのは賢明ではないかと思う。物資が不足(程度はあるにせよ)しているので分母を減らそうというのである。非難して環境が良くなれば現地での避難生活とは格段に状態が良いのではないだろうか。
福島の原子力発電所周辺は特に「疎開」を強く勧めたい。
これは最悪のシナリオを考えてのことだ。
震災(むしろ津波と言った方が適切か)の直後、原発の非常電源が落ちた。つまり現状では中央制御室は機能しておらず、計器や測定器での正確な状況把握はできていないと見てよい。どのような状況か想像するしかないのである。現在も最悪の事態を避けるべく、現場では正に命懸けの作業が繰り返されている。
だが客観的なものの見方とはそれによって安心だ、とすることではないと思う。
これは強調しておきたいが、発電所の半径30kmエリアの放射線レベルは確かに上がっているが、政府の出した避難指示は適切だと言えよう。それより外のエリアではすぐに健康への影響が出るようなレベルではない。
しかし、最悪の状態になり「その事態になった場合」どうなるか想定して準備しておくことも重要だと思うのだ。

時事通信  2011年3月18日(金)8時41分配信 80キロ圏退避勧告を疑問視=米原発業界―WSJ紙

問題は屋内待機になっている30kmエリアだが、このエリアだけで16万3000人に上る。

福島放送 2011年03月16日 09時44分配信 30キロ屋内退避は約13万6000人

当初の避難者数が1万人弱だったことを考えると遥かにそれを凌駕している。これだけの人間がもし避難しなければならないとして一斉に速やかに避難することは困難だと言わねばならない。
従い時間的にも余裕のあるうちに順次避難しておくのは決して無駄ではないと思う。もし最悪の事態を免れたら戻ってくればよいだけだ。その行為は非難されることではないと思う。
要はインフラのボトルネックという部分に思考が及ばないのではどうしようもないということなのだ。

このようなスキームもアリだと思うが如何だろう。

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