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この世に残されたロータリースポーツ
2007-12-31 Mon 19:00
今年ももう終わりです。
思い付くまま、取り止めのない記事を書いてきましたが…

来年もこの調子です(爆)

さて今年最後となるこの記事。〆はコイツで逝っときましょう。

FD3S01.jpg

FD3S02.jpg




僕が日本車の中でスポーツカーと呼べるものは何か、と訊ねられたら「RX-7」と即答します。残念ながら「NSX」ではありません(笑)
何度か記事の中で書いてますからご存知かと思われますが、ピアッツァからの乗り換え候補として上がっていたのはRX-7(FD3S)です。何度も試乗に行き、かなり具体的な話まで進んでいてグレードや色まで話ができていました。
頭金もある程度できていましたし、後はサインすればOKの状態でした。

結局、結婚資金に消えました…
つまりRX-7ではなく人生の伴侶を選んだわけです。そんな訳でRX-7というかロータリースポーツ(ビロトールぢゃないよ)には特別な思いがあります。
今でもクーペを買うとなると第1候補なのがRX-7です。1万回転までストレスなく回るロータリーエンジンは魅力的で、抑揚のあるフォルムも好きです。ドライバーズオリエンテッドって意味じゃ156と共通した記号が随所にあります。RX-8とどちらを取るかって言われりゃRX-7を取るでしょう。残念なのは新車では手に入らなくなっている事。RX-7だけは新車で購入したかったんですよ。当時は走り屋ブームがあってRX-7って好対象だったでしょ。前オーナーがどんな乗り方やメンテをしてきたか判らない中古は怖かったんですよね。荒く扱われ、更に金がないから乗りっぱなしという事も十分あり得るクルマの代表格と言えますね。逆にRX-8なら中古もあり。

SA22Cから数えて3代目となるFD3Sは91年12月に登場します。販売チャンネル名のアンフィニを冠したため、それまでのサバンナの名が外されましたが(その後、アンフィニとユーノスの統合で『アンフィニ』の名も外される)FC3Sの正式後継車。開発コード「X105」と呼ばれたFD3Sの開発が始まったのはFC3Sが登場した1年後の86年。実に5年の歳月を経て登場したのはFCを遥かに凌ぐ世界級のスポーツカーでした。マツダがいう「ピュア・スポーツ」はこのクルマで最も感じられるものです。
このFD3Sは相当にロータス寄りな設計。軽量化するためにサスペンションがオールアルミだったり各部に肉抜きが行われたりとマツダが運動性能の追求にかなりの時間と金を掛け、エンジンの出力をシーケンシャルツインターボとしたことで向上。結果パワーウェイトレシオは5kg/ps以下となりました。新設計のシャシーはユーノスロードスターで培ったパワープラントフレームと呼ばれるモノコック・スペースフレームを採用。ロータリーエンジンのコンパクト性を活かして完全な50:50の重量配分とした事で限界付近はかなりピーキーとも言われます。
当初255PSで登場したFDも最終型では280PSまで出力が向上していました。しかし国内外の需要の低下によって販売は低迷。加給機付ロータリーの環境対策が行き詰まり、マツダの経営不振も相まって2002年惜しまれつつ生産が打ち切られる事になります。
再びロータリーファンの前に登場するマシンはご存知のようにRX-8だったわけです。







RX-7は、初期モノなら実に16年、最終型でも5年が経過していて元来ハードな乗られ方になりがちなFDの事。今手に入れるとしたらそれなりの覚悟が必要だと思われます。市場でも安定した人気があり値崩れもないので割高で価格は維持されています。初期物はゴム部品や樹脂部品はもう終わってると見て良いでしょうから、購入後の初期化は必須条件。国産だから部品代が安いのと直ぐ入手できるのがメリットではあるけどね。

さて「ロータリーは壊れる」という話をよく聞きます。

それは大いなる誤解です。

正確に言うと早めにオーバーホールが必要になるエンジン、です。
単純に理解不足によるものですね。ロータリーはその構造ゆえにアペックスシールが消耗品です。またオイル管理への許容量が一般的なエンジンと比較して狭いという特性を持っています。そのため耐用年数が普通のエンジンより短いってだけです。機械である以上消耗品は交換しなければなりません。反面、構造自体が単純で部品点数も少ないですから、正しい知識と道具さえあれば個人でOHも無理じゃない。空冷ポルシェのエンジンも5万kmでOHだけどね(笑)
残念な事に壊れるではなく壊す人がいる事もお話しておかなければなりません。実は友人がFCでエンジンブローさせました。原因はオイル管理が行き届いていなかった事と廻し過ぎです。彼曰く、オイルは粘度の低いもので、オイルも減りが早いので継ぎ足しでいいと。FCはターボエンジンなのでオイル粘度を落とすと何より先にタービンが焼け付いてしまいます。しかも燃焼室にオイルが混入するエンジンですから、レシプロエンジンよりオイル管理は特殊で重要なのですがね、そんな状態なのにオーバーレブ警告が出る乗り方を頻繁にしていたようなのです。僕が「そんな乗り方してると近い将来壊れるよ」と忠告したのに聞きませんでした。
3ヶ月もしない内にエンジンブロー。

何より彼のFCはシャシーが終わっていた

ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!


足も含めてガタガタでした(苦笑)
僕なら試乗した時点でやめてるな。
僕の中古車における「程度」というのはシャシーのライフが残っているかだと思っています。156購入の時、一番心配したのはソコでした。何しろ試乗してませんでしたからね(爆)
中古のネックは前のオーナーがどんな乗り方をしていたかわからないのが最大なリスク。ハードな乗り方ばかり(というかムチャな運転)されているとボディーが逝ってしまうのが早いですし、足回りをチューンされる事で逃げ場を失った応力はたちまちボディーの弱い部分に襲い掛かる事になると。友人のFCは典型的なこのタイプでした。

机上の空論と言われ、世間からある意味キチガイ扱いされたロータリーを実用化できたメーカーはマツダだと言って過言ではないと思います。事実NSUのロータリーは様々な不具合を起こして回収となっています。
この世で唯一無二の「ロータリースポーツ」
未だに心惹かれてるのは、そんな『孤高な存在』にあるのかも知れませんね。


ところで我が家の156もエグザンも元気なので来年もネタを提供してくれるでしょう。
今年はブログを始めたお陰で、多くの同じクルマを乗る方や嘗てのオーナーさんと知り会えました。
コメントを下さった方々に感謝しつつ本年の〆記事とさせて頂きます。
来年も宜しくお願い申し上げます。

つぅか、多分この記事がアップされる頃は、まだ仕事中だったりして(笑)
忙しくてもう死ぬっ!!

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この記事のコメント
FD3S
私も好きです。
実はその昔、SA22Cに乗っていましたしね。
ロータリーエンジン自体のフィーリングはあまり好きではないのですが、あのパッケージを実現する為ならそうも言っていられません。
ロータリーあってこそのRX-7ですからね。
2008-01-01 Tue 23:19 | URL | こ〜んず #JalddpaA[ 内容変更]
>あまり好きではないのですが
おや、そうでしたか。でもロータリーって好きな人は滅茶苦茶好きな不思議なエンジンです。
コンパクト故のフロントミッドシップでもあるので、低速トルクスカスカも許せてしまいます(笑)
ところで、既存の技術の積み重ねた結果がホンダだとしたら、シトロエンとマツダは自分達が追い求めた理想の夢にチャレンジしたメーカーだと思いませんか?その中間にいるのがアルファのような気がします。僕がホンダではなくマツダを押した最大の理由もココにあるような気がします。
いつまでも「夢とスポーツ」を忘れないメーカーであって欲しいって思います。
2008-01-04 Fri 20:19 | URL | IKEA #-[ 内容変更]
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