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バネでもシトロエン
2008-01-01 Tue 19:24
明けましておめでとうございます。
本年もこの拙いブログを宜しくお願い致します。
暦の上では“正月”だけど、僕の場合それは“忙しい”を意味する記号にしか過ぎません(笑)

よって正月休みはなし




156の前に乗っていたのがシトロエンZXブレークです。最近こ~んずさん購入されたそうです。
僕と全く逆の道を歩んでいるのですが(笑)

さてZXですが16年間生産されたGSの後継車種として1991年に登場します。1992年4月から1998年の2月まで日本では販売されました。実は現在でも中国などでノック生産されており、激戦区のMセグメントでは成功を収めたクルマなのは余り知られていない事実でしょうか。2ドアのクーペ、5ドアハッチバックのクラブ、スポーツヴァージョンのシュペール、そしてステーションワゴンのブレークが導入されていましたが、1.6リッターのモデルは2年ほどでカタログ落ちし、エンジンが100PSを発生する1.8リッターOHCエンジンと、120PSの2リッターOHCに整理されています。因みに2リッターのエンジンはXantiaと同じものです。
プラットフォームは同じグループのプジョー306と共用していますが、ホイールベースは306が2580mmなのに対してZXは40mm短い2540mmとなっています。同じプラットフォームとはいえ306はZXより若干大きく、エンジンもZXでは最後まで搭載されなかったDOHCエンジンが途中から搭載されていますから、トータルでは306の方が速かったと思われます。
このZXが成功した最大の理由はパッケージングだと思います。何しろ4mチョットのクルマなのに居住性はかなりなモノ。ブレークではリアシートがダブルフォールディングになっているので、その気になれば小型の冷蔵庫や自転車でも積めるユーティリティーは立派です。しかもフロントシートはともかくリアシートですらシトロエンのそれ。どうかすればワゴンのリアシートは手抜きになりがちなのに、美点だと思います。
ZXの車体重量はXantiaが1380kgなのに対して1170kgと200kgも軽いのですが、あまり加速感が良くありません。パワーウェイトレシオは実は僅かですがXantiaの方がいい数値だからかも知れませんが、1速2速からの加速ではZXが唸りを発生するのに対して、Xantiaではそういう事もなくスルスル加速していきますので、ギア比が全く同じZF製のATに原因があるように思えます。
乗り心地に関して言えば僕の知るバネサスではこれを凌ぐクルマはありません。事実、母のお墨付きでした!シートと乗り心地はしっかりシトロエンそのもの。引き取って大分まで走らせている時に感心したのは「実用車でも手抜きがない」ところ。本当にフランス人はいいクルマに乗っている。
100km/hまでの領域なら最高だと思います。ハイドラクティブのXantiaが低速でややゴツゴツした印象で段差を盛大にひろってしまう事を考えると、高速域ではXantiaに譲るとはいえハイドロは本当に必要なのかと思えます。但し、ハイドロが本来目指したものは違うと思っていて、荷物を積んでも車高が一定に保持するレベリング機能だとか、コーナリングでは車速に応じた姿勢制御を行って安定したコーナリングをもたらすなど、バネサスペンションでは提供できなかった技術にあったと思われます。ハイドロは低速も高速も一つの技術でカバーできる点が最大の魅力だったのではないでしょうか。
全体的に見れば走行に関する基本コンポーネントは頑丈ですが、マイナートラブルはある程度の覚悟が必要です。ヒーター周りのクーラント漏れに始まりエアコンの故障etc…重大なものではガソリンを入れ過ぎるとエンジンルームから漏れる、アイドルコントロールバルブが汚れるとアイドル不調やエンストを起こすなど。何れも注意するか洗浄などでカバーできるので問題はないでしょう。
不動になるケースは極稀なので心配は無用だと思います。また巷で言われる悪い噂も個体差があるので「知っておいて損はない」程度の予備知識で十分だと思います。
僕がきっと最終的に手放したのは「よく出来た実用車なんだけど刺激がない」部分だったのかも知れません。際立つ動力性能だとかコーナリング性能などは備わっていません。とても良く出来た実用車ですが、華がなかった。もしエンジンにあと10PSか20PSあれば修理して乗り続けていたのかも知れないと思うと不幸なクルマでした。
あと車格の違うXantiaと比較するのは酷なのですが、シートや走行フィーリング全てにおいてXantiaが上回っています。これは歴然としていました。始終、異音の漂う室内とか(爆)
リアシートの出来は比較するのがアホらしくなるほどです。
でもね、156を買った後にXantiaを買わせたヤツでもあるんですよ(苦笑)
それくらい魅力があるって事です。
今でももう一回乗っても良いなって思うクルマです。
きっと、こ~んずさんがこのクルマの魅力を伝えてくれると期待してますよ。

別窓 | シトロエン | コメント:11 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント
明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします。

ZXの特徴を的確に表現しているとてもいい記事ですね、さすが元オーナー(笑)
ATですが、エグザンとまったく同じなんですよね。
発表年次も車格も違うのでエグザンに負けてしまうのは仕方ないですね。
確かに華のまったくないクルマですが、”道具”として使い倒してみたいと思っています。
2008-01-01 Tue 23:16 | URL | こ〜んず #JalddpaA[ 内容変更]
明けましておめでとうございます。
こちらこそ今年もお願い致します。

>さすが元オーナー(笑)
えぇ~そうですか(〃▽〃)
知ってはいたけど「グローブボックス」がアレでは引きますね(笑)
でもね、愛情さえ注いでやれば、あの安っぽいプラスチック内装が意外とピンシャンしてるんですよ。その点、国産はダメ。だから基本的な考え方が違うと思うんですよ。
”道具”としてみたらどの国産車でも敵わないと思います。
もう使い倒しちゃって下さい(笑)
2008-01-04 Fri 20:27 | URL | IKEA #-[ 内容変更]
確かに
国産とは比べる次元にありませんね、いい意味でも悪い意味でも(笑)
思うに、フラ車は使い倒してヤレてからが本領発揮するんじゃないかと思うんですよね。
ちょっと薄味の分、賞味期限が長い。
その点イタ車はそこまで使い倒すと終わってしまうというか、賞味期限が短い、みたいな感じ。
イタ車は趣味性が強く、フラ車は道具感が強い。
比べると同じラテン系でも対照的で面白いですよね。

それにしても忙しそうですねぇ・・・
体壊さないでくださいよ!

P.S.年賀状ありがとうございました!
2008-01-05 Sat 12:59 | URL | こ〜んず #JalddpaA[ 内容変更]
>こ~んずさん
すみません、コメント見落としてました。

多分、文化の違いですね。道具として真っ当に作ってあるけど壊れる。だから壊れたら直せばいい。こういう考え方なんですよね。
日本は戦後、大きく価値観を変えられた民族だし、戦後の成長はスクラップ&ビルドだったと思います。言い換えたら「既存の価値観を破壊する行為」だったのではないでしょうか。
イタ車の短命さは単に理想を実現するだけの工業力がなかった(笑)
第2次大戦がなければきっとヨーロッパ以上にヨーロッパらしいクルマが出来ていた可能性は高いと思われます。

>体壊さないでくださいよ!
ありがとうございます。
もう少しで落ち着くと思いますので(笑)

>P.S.年賀状ありがとうございました!
あっ、着きました(笑)
今年は忙しかったので例年より薄味に仕上がってます(苦笑)
2008-01-09 Wed 20:06 | URL | IKEA #-[ 内容変更]
お初です♪
こ~んず兄~のサイトでIKEAサンのカキコ楽しく拝見重ねてました!!
遅くなって大いに損しました!!!

156にエグザンティア(大好きです⇔でも所有経験ナシ夫。。)
加え前車は
私の愛機のZXとは。。。
こ~んず兄~サイトで勉強し???
末永くZXを乗りたいと今年になり強く!!

最近【異臭】に散々悩まされてますし
≪華≫のないの知ってます。。
奮起して『自分』が≪それ≫になり
愛していきたいと♪

≪追≫前車もZXの1、6クラブ(今は1、8)でスポールに振らない俺は
1、8になり充分加速に余裕を感じ???
2008-01-13 Sun 16:08 | URL | いちまた #uAGuP8FM[ 内容変更]
>いちまたさん
こちらでは初めましてデス。

>末永くZXを乗りたいと今年になり強く!!
是非そうしてやって下さい(笑)
ZX良いですよね。ラテンの実用車はとにかくよく出来ていて実用的。FIATの小型車もかなり良いのですが日本じゃイマイチウケが良くありません(苦笑)
実はZXもベルトーネがデザインしていて何気にお洒落なんですがねぇ。

>最近【異臭】に散々悩まされてますし
シトロエンには独特な香りが室内に漂いますが、もしそれでないとしたらヒーターユニットからクーラントが漏れている可能性があります。この時期の、シトロエン全車にあるトラブルです。先ずは信頼できるショップなりディーラーに診て貰う方が良いと思います。あと、ラジエターの弁が作動不良でヒーターが効かなくなる事があります。何度かキャップを開け閉めしてサーモを叩くと嘘の様に元通り(笑)

>1、8になり充分加速に余裕を感じ???
MTだったらもっと活発なエンジンだと思うと日本の仕様が恨めしい(笑)
2008-01-14 Mon 20:12 | URL | IKEA #-[ 内容変更]
わはは~
彼のZXは”あの件”で先日ダッシュ全バラ済みです(爆)
となると・・・(謎笑)
2008-01-14 Mon 20:59 | URL | こ〜んず #JalddpaA[ 内容変更]
今後共、御指導を・・・
お二人に。。
2008-01-15 Tue 12:59 | URL | いちまた #uAGuP8FM[ 内容変更]
>こ~んずさん
やはり例のクーラント漏れですね。
そうなると腰を据えて乗り続けるしかありませんねぇ。ZXじゃ最大のトラブルでしょうから(笑)
次はタイベルかな?8万キロで交換がメーカー推奨距離です。

>いちまたさん
こちらこそ宜しくお願いします。
同時期に設計されたXantiaもハイドロ関係以外ではZXと似たようなところが壊れます。一部ではBXも被りますよ。
この時期のシトロエンは他車のトラブルシュートが流用できるのでとても有難いんですよ(笑)
2008-01-16 Wed 07:30 | URL | IKEA #-[ 内容変更]
8万キロで交換がメーカー推奨距離
ZXのタイベル、8万キロってどうも信用出来ないんですよねぇ(笑)
主治医の所ではZX、エグザン、205、405、306、406でタイベル切れを見ていますので(苦笑)

私なら405は5万キロ、ZXでも6万キロで交換してしまいますね、特に寒暖差の激しい地域なので。
出来る事ならタイミングチェーンに変更したいくらいです(爆)
2008-01-16 Wed 09:39 | URL | こ〜んず #JalddpaA[ 内容変更]
>こ~んずさん
マツダでは8万キロの交換は信用できる数値と見ているようですよ。
寧ろ国産車の10万キロの方が信用できません(笑)何しろVR-4でタイベル切れを経験してますから…

>変更したいくらいです(爆)
最近のヨーロッパではチェーンに先祖帰りしてますよね(笑)
あちらでもタイベル交換は不評だったのだと思います。
2008-01-17 Thu 06:42 | URL | IKEA #-[ 内容変更]
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