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ガソリン税の行方は
2008-03-20 Thu 12:55

年明けにも原油高騰ということで記事にした燃料の問題ですが、将来的には何かに代替して行かなくてはならない化石燃料。しかし、現時点において化石燃料で動く自動車を使用している事は事実で、燃料の価格高騰は家計を直撃し、ひいては経済の混乱という結果が見えてくるだけに安穏ともしていられない問題と思われます。原油価格の高騰の原因に“中国からの投資マネー”が流れたことは既に書きましたが、経済新興国と呼ばれる中国、インド、ブラジル、ロシアの原油需要が急激に増加している事はかなり原因となっています。特に原油を持っていないインドは原油確保に躍起になっており、石油会社買収などを積極的に行っています。
さて、国会では道路特定財源の一般財源化でもめていますが、今日付で福田首相が「全額一般財源化も視野に入れて検討していく」と表明したニュースが報じられました。ここでポイントなのは“揮発油税などの暫定税率延長”です。
ご存知の方も多いと思われますが、現在の揮発油税は暫定税率を適用した税額です。
本来は昭和39年4月の時点で24円30銭が租税特別措置法の89条第2項が導入された事で現在は倍額の48円60銭となっているのです。倍額に設定されたのは平成5年の事で、その暫定措置が切れるのが今年の3月31日です。この措置の延長を検討すると言っている訳ですが、何しろこの措置自体が30年以上も続けられて来た制度なので「半ば日常化」している制度とも思えます。仮にこの措置が切れ本来の税額になると1.7兆円程度の減収となるので混乱というケースも見えるのですが、逆にその後何かの新たな税制を設けて税額がアップするとガソリン価格が不安定になって最終的に一般消費者が混乱するというケースも有り得るでしょう。何しろ「道路族」と呼ばれる偉い先生達が議事堂の中にはかなり居ますから(笑)
取り敢えず、中長期を踏まえた計画を望みたいですし、民主党のような撤廃という極論は避けるべきでしょう。
ところで一般にガソリン税と呼ばれる揮発油税ですがその内訳は少し複雑です。
ガソリン税の中には
揮発油税48円60銭
地方道路税5円20銭


以上の二つが課税されています。国税と地方税の2つが課税されているのです。本来が揮発油税は輸入業者、生産業者に課税される事になっていますが、レシートを見れば一目瞭然、末端の消費者が払っています。
更に消費税が課税されていますので、ガソリン税は3つの税金が掛けられている事になります。実は消費税に関しては二重課税となっていて、コレは本来ならばNGです。こんな税のNGはガソリンに限った事ではないので興味のある人は調べてみると面白いかも知れません。
しかしガソリン税は消費税も含めると税率44%(!!)重加算税もビックリな税率です。
揮発油税の制度は戦前からあったのですが、本来の目的は少し現代とは異なっています。代用燃料との価格均衡の為というのが目的だったようですが、昭和29年に道路特定財源化。この時代は自動車が一般的な乗り物ではなかった為、ガソリンを購入する者=自動車を所有する者でその人達に道路整備の負担をして貰う、という発想は理に適ったものでした。しかも当時自家用車を持つ人達はそれなりに裕福な層なのですから「贅沢品」として多少重税を課せられても仕方がなかったと思われます。
しかし現代はどうでしょう。地方ほど自動車はなくてはならない「日常の足」で必需品です。もはやガソリンが贅沢品とは言えない現代でこの課税率はオカシイノデハと思ったところで何ら不思議ではないと思うのです。
道路整備のお金がなくなる、というのもあるにはあるんでしょうが、辺鄙な場所に随分立派な道路ができて一日にどれほどもクルマが通らないような道路があるかと思えば、地元からずっと陳情があるのに道路が出来ないとお金の使い方には疑問がかなりあります。同じ場所を何度も工事しているのも見掛けますが、全部目的の違う工事です。納税者から見るとムダだよなぁって思いますよね。横の繋がりがないから一度にできる工事でもバラバラに行っているという(苦笑)
国土交通省の無駄遣いも指摘されましたが、それ以前に道路以外に使用する事を2003年に改正して認めているのですね。だから道路財源が本当に枯渇するとは思えません。
時限立法なんてものに縋らずにキチっと道路特定財源として本来の税額に戻せばスッキリすると思うのですが、そうは行かない所が政治の世界なんだろうね。既得権に縋るヤツとか、税金を悪用してたヤツとかゴロゴロいるから。でもそういう族を選んで税金で喰わしている国民にも問題があると思うのです。

消費者としては1円でも安くなってくれた方が良いに越した事はないのですがねぇ。
別窓 | 日々記 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント
>消費者としては1円でも安くなってくれた方が良い
コレはホントにそうですね。

財源ありきだけの議論はナンセンスだと思いますが、民主の撤廃案も安易過ぎる気がします。
使途をハッキリさせて予算を組み、本当に必要な予算はいくらなのかをキチンと算出してから決めればいいと思います。

それにしても族議員てのはロクなもんじゃありませんね。
本当に選挙で誰も投票しなけりゃちょっとはおとなしくなるんでしょうがね(笑)
2008-03-20 Thu 18:13 | URL | こ~んず #JalddpaA[ 内容変更]
こ~んずさん
>安易過ぎる
戯言ですよね。もう「選挙」の為としか思えない(笑)
対策は与党で考えろとか責任ある意見とは思えませんし、そんな人気取りに騙されるほど国民はバカじゃないでしょう。

>投票しなけりゃ
いや批判票を入れるべきです(爆)
投票は義務じゃなくて権利だから有効に利用するべきだと思いますし、棄権は権利を放棄するようなものです。
2008-03-20 Thu 20:08 | URL | IKEA #-[ 内容変更]
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